デジタル時代の身体・脳・心・社会 --
森下直貴 /編, 粟屋剛 /〔ほか〕著   -- 丸善出版 -- 2016.1 -- 21cm -- 262p

資料詳細

タイトル 生命と科学技術の倫理学
副書名 デジタル時代の身体・脳・心・社会
著者名等 森下直貴 /編, 粟屋剛 /〔ほか〕著  
出版 丸善出版 2016.1
大きさ等 21cm 262p
分類 504
件名 技術者倫理 , 生命倫理
注記 索引あり
著者紹介 【森下】1953年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。浜松医科大学医学部教授。専門は倫理学、生命倫理学、形而上学、近代日本思想史。著書に「死の選択」など。
内容 内容: 科学技術の倫理学への導入 / 森下直貴著
内容紹介 脳、人格、iPS細胞…。近未来のいわばデジタル世界を先取りし、生命技術を含めて人間に関連する先端科学技術のもたらす効果もしくは負荷に対して、私たちの社会がいかに対応したらよいかを探究する倫理学の本。
要旨 あらゆるものごとを平準化する「デジタル化」の中で、人間の身体・脳・心や社会のしくみがいま大きく変容しつつある。「国民の欲望」の自己統治、新たな共同関係の創出、リスクをめぐる正義の対立の調整、人間観・存在観の再構築。これらの課題群に対して、健康とエンハンスメント、脳と人格の改造、動物とロボットの境界、リスク言説と研究規制の根拠等を論じながら、システム倫理学の視点から大胆な解法を提示する。
目次 科学技術の倫理学への導入;予防医学の最高段階としての「先制医療」;新しい健康概念と医療観の転換;スポーツを手がかりに考えるエンハンスメント;モラル・バイオエンハンスメント批判―「モラル向上のために脳に介入すること」をめぐって;反社会性パーソナリティ障害者と自由意志;犯罪者の治療的改造;動物に対するエンハンスメント―その是非をめぐる考察;欲望の中のヒューマノイド;リスクをめぐる対立構図―「リスク論言説」とその批判的検討;「全能性」倫理基準の定義をめぐって―再生医療とくにiPS細胞研究の場合;研究等倫理審査委員会の位置と使命;三つの基本課題に対する理論モデルの提唱
ISBN(13)、ISBN 978-4-621-30017-6   4-621-30017-2
書誌番号 1113342673

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