新装版 -- Century books -- 人と思想
太田哲男 /著   -- 清水書院 -- 2016.2 -- 19cm -- 215p

資料詳細

タイトル レイチェル=カーソン
版情報 新装版
シリーズ名 Century books 人と思想
著者名等 太田哲男 /著  
出版 清水書院 2016.2
大きさ等 19cm 215p
分類 289.3
個人件名 カーソン,レーチェル・ルイス
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1949年静岡県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、桜美林大学教授。主著「大正デモクラシーの思想水脈」など。
内容紹介 1960年代に、先駆的に「環境の世紀の到来を語った人」、それがレイチェル=カーソンである。本書では彼女の人と思想を、今日の環境問題を原理的なところで把握した本である「沈黙の春」を中心に見ていく。
要旨 地球環境に大きな変化が現れている。一九九六年に北米やアジアを襲った破壊的な熱帯性の嵐は、地球環境の決定的な変化の前兆だろうか。大気中の二酸化炭素濃度の異常な高まりは、地球温暖化につながると懸念されている。森林の消失、酸性雨なども深刻な状態だ。二〇世紀は「経済の世紀」から「環境の世紀」に移ろうとしているといわれた。その転換点となった一九六〇年代に、先駆的に「環境の世紀の到来を語った人」―それがレイチェル=カーソンである。彼女の『沈黙の春』は、農薬の問題を中心に論じたものではあるが、今日の環境問題を実に原理的なところで把握した本、「現代」を考えるための必読の本だといえよう。
目次 1 若き日々(ペンシルヴェニアの小さな町で;大学時代;最初の著作);2 ベストセラー科学者(『われらをめぐる海』;『海辺』);3 『沈黙の春』(発端;『沈黙の春』の問題提起;「禍のくさり」はどこまで?;科学者としての手腕;『沈黙の春』出版の後);4 カーソンの思想―その側面(アメリカ合州国における環境主義の先駆者たち;近代的自然観への批判と『沈黙の春』の意義;現代の危機への対応―カーソンの論の延長線上に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-42137-3   4-389-42137-9
書誌番号 1113343984

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
戸塚 公開 289/カ 一般書 貸出中 - 2056122284 iLisvirtual
公開 Map 289/カ 一般書 利用可 - 2055537340 iLisvirtual