礼的思想と法的秩序 -- 筑摩選書 --
冨谷至 /著   -- 筑摩書房 -- 2016.2 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 中華帝国のジレンマ
副書名 礼的思想と法的秩序
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 冨谷至 /著  
出版 筑摩書房 2016.2
大きさ等 19cm 222p
分類 322.22
件名 法制史‐中国 ,
著者紹介 1952年生まれ。中国史学者。京都大学人文科学研究所教授。専門は中国法制史。著書に「古代中国の刑罰」「韓非子」「中国義士伝」「四字熟語の中国史」「木簡・竹簡の語る中国古代」「文書行政の漢帝国-木簡・竹簡の時代」「漢唐法制史研究」ほか。
内容紹介 中国人はなぜ無法で無礼に見えるのか。彼らにとって法や礼儀とは何なのか。われわれは中国人の言動をどう理解すればよいのか。古代から近代にいたる過程で中華思想が抱えた葛藤を読み解き、中国人の心性の謎に迫る。
要旨 いまや中国は世界有数の経済大国となったが、中国を相手にする企業・政府は、彼らの無法で無礼な振る舞いにたびたび困惑させられる。しかし、そもそもかの国は、孔子を筆頭とする礼の思想の発祥地であり、古くからローマ法に比肩するほど完成度の高い法を有する文明国のはずだ。現在との落差はどこから生じたのか。われわれは中国人の言動をどう理解すればよいのか。古代中国で生まれた「法」と「礼」の概念はいかに展開、交錯し、現在にいたったのか。その過程を追い、中華思想の根本原理を問い直す。
目次 1 中国古代の礼(『論語』に見える礼;心の中の礼―孟子;作為の礼―荀子;礼典の成立);2 中国古代法の成立と法的規範(法の起源と展開;律と令の法形式;律と令の法典化;中国法の原理);3 交差する礼的秩序と法的秩序(礼から法へ;処罰される感謝の行為;法と礼の男女関係;殺人の奨励と礼賛)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01635-5   4-480-01635-X
書誌番号 1113348722

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 Map 322 一般書 利用可 - 2055589960 iLisvirtual