幕末・明治期歌舞伎史 --
日置貴之 /著   -- 笠間書院 -- 2016.2 -- 22cm -- 346p

資料詳細

タイトル 変貌する時代のなかの歌舞伎
副書名 幕末・明治期歌舞伎史
著者名等 日置貴之 /著  
出版 笠間書院 2016.2
大きさ等 22cm 346p
分類 774.2
件名 歌舞伎‐歴史
注記 索引あり
著者紹介 1987年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了。現在、白百合女子大学文学部講師。共著に『未翻刻戯曲集21東山桜荘子』『江戸文学を選び直す』などがある。
内容 内容: 散切物と古典 「於岩稲荷験玉櫛」と五代目尾上菊五郎
内容紹介 日本の歴史上屈指の激動の時代の、幕末・明治期の歌舞伎の全貌を、あらためて捉えなおすべく編まれた書。古典作品の様相や、上方劇壇などにも目を向け、今日の私たちが見ている歌舞伎との新たなつながりを見出す。
要旨 「江戸の芝居」を見ることができないとすれば、いま私たちが、見ているものは何か。変わりゆく時代のなかの歌舞伎の姿を描き出す。
目次 第1章 散切物と古典(「於岩稲荷験玉櫛」と五代目尾上菊五郎―「四谷怪談」大詰の演出をめぐって;黙阿弥「東京日新聞」考―鳥越甚内と景清;黙阿弥散切物と古典;三遊亭円朝「英国孝子之伝」の歌舞伎化);第2章 戦争劇と災害劇(上野戦争の芝居―黙阿弥・其水の作品を中心に;「会津産明治組重」考―其水の日清戦争劇にみる黙阿弥の影響;幕末・明治の芝居と災害);第3章 上方劇壇と「東京」(明治初期大阪劇壇における「東京風」;上方における初期の散切物について―「娼妓誠開花夜桜」を中心に;狂言作者佐橋富三郎;桜田門外の変の劇化について;明治期大阪の歌舞伎と新聞―焼き物脚色狂言の誕生;明治期上方板役者評判記とその周辺;東京の中の「上方」―鳥熊芝居以降の春木座について);附録 東京都立中央図書館加賀文庫蔵『合載袋』―明治期狂言作者の手控え
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70798-7   4-305-70798-5
書誌番号 1113349067

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