権力の解釈学と他者理解 --
A.シェップ /著, 齋藤博 /共訳, 岩脇リーベル豊美 /共訳   -- 学樹書院 -- 2016.2 -- 19cm -- 349,10p

資料詳細

タイトル 報復の連鎖
副書名 権力の解釈学と他者理解
著者名等 A.シェップ /著, 齋藤博 /共訳, 岩脇リーベル豊美 /共訳  
出版 学樹書院 2016.2
大きさ等 19cm 349,10p
分類 116.8
件名 解釈学
注記 Die Wiederkehr der Rache.の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【シェップ】1938年ミュンヘン生まれ。77年よりヴュルツブルグ大学哲学科教授。現在、精神分析開業医。ヴュルツブルグ精神療法・精神分析インスティテュートにて指導教諭分析医。著書「ジークムント・フロイト」等。
内容紹介 21世紀の今日、世界はなお深刻な分裂と報復の連鎖に呻吟する。その根底に蠢くものは何か。ドイツ哲学界をリードする俊英による、人間の根源的にして普遍的な「理解する」という人間営為についての哲学的論攷。
要旨 21世紀の今日、世界はなお深刻な分裂と報復の連鎖に呻吟する。その根底に蠢くものは何か、その一つは、権力←→暴力による他者支配の攻撃欲動である。攻撃欲動の起因は他者に想定される。隣人、異文化・文明、さらに他国家なる他者の理解が不可避の問いとなる。その二つ目は、私=主体に潜む他我alter egoである。他者の理解は相互の理解を目指す。その前面に立ちはだかるこのalter egoの理解が不可避の問いとなる。ドイツ哲学界をリードする俊英が、ハイデッガー、ガダマー、ミード、フッサール、ラカン、デリダ、ロールズ、レヴィナス、フロイト、ベンジャミン、ニーチェ、スミス、シュミットを読み解く。
目次 1 解釈学の旧来の理解概念とその限界―M.ハイデガー、H.G.ガダマー、G.H.ミード;2 自分のものの理解と他人のものの理解 解釈学と反解釈学を考究の射程に―E.フッサール、J.ラカン、J.デリダ;3 正義という三元的位置からの他者理解か、あるいは汝の要求という二元的位置からの他者理解か―J.ロールズ、E.レヴィナス;4 男女の性差関係にみられる理解の諸葛藤―S.フロイト、J.ベンジャミン;5 理解、攻撃、そして合意‐ニーチェに関する付説―F.ニーチェ;6 経済に関わる理解の概念―A.スミス;7 政治的な理解の問題―C.シュミット、J・デリダ
ISBN(13)、ISBN 978-4-906502-39-4   4-906502-39-3
書誌番号 1113350967
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113350967

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