そのメディア史的研究 --
白戸健一郎 /著   -- 創元社 -- 2016.2 -- 21cm -- 252p

資料詳細

タイトル 満洲電信電話株式会社
副書名 そのメディア史的研究
著者名等 白戸健一郎 /著  
出版 創元社 2016.2
大きさ等 21cm 252p
分類 694.067
件名 満洲電信電話株式会社
注記 索引あり
著者紹介 1981年北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、筑波大学人文社会系助教。メディア史、歴史社会学専攻。「満洲電信電話株式会社の多言語放送政策」で日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞。
内容 内容: 満洲電信電話株式会社の設立と構想
内容紹介 物理的交通から、精神的交通へ。「満洲国」において、電気メディア網を構築し、管理運営した満洲電電。その事業を、通信と放送の融合を目指した先駆的事業として再評価する初めての研究。
要旨 多民族によって構成され、国境を越えて他国の電波が入り乱れる「満洲国」において、電信・電話・ラジオ放送ネットワークを構築し、一元管理した満州電電。その先駆的事業を通して、一九三〇年代日本が目指した「東亜電気通信網」の理想と現実に迫る。インターネットを基軸に通信と放送の融合が進む近未来をも射程に収める、電気の時代の画期的メディア史研究。
目次 第1章 満洲電信電話株式会社の設立と構想(満洲電電設立前史;満洲電電の設立前後;満州電電の電気通信政策の方針);第2章 満洲国における電気通信網の形成過程(電信網の拡大統合過程;電話網の構築過程;満系住民への電気通信メディアの普及;電気通信メディアの利用実態);第3章 「帝国ラジオ」システム(満洲国放送指導方針の展開;思想戦の中の満洲ラジオ;標準音選定と言語の言霊性);第4章 東アジア電気通信体制の形成と瓦解(日満通信統合の展開;東亜電気通信協議会と東亜放送協議会;終戦前後・留用と帰還)
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-30067-2   4-422-30067-9
書誌番号 1113351349
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113351349

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