原理・時代・遺産 --
加藤節 /著   -- 岩波書店 -- 2016.2 -- 22cm -- 210p

資料詳細

タイトル 南原繁の思想世界
副書名 原理・時代・遺産
著者名等 加藤節 /著  
出版 岩波書店 2016.2
大きさ等 22cm 210p
分類 311.1
件名 政治哲学
個人件名 南原 繁
著者紹介 1944年長野県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、成蹊大学名誉教授。専攻は政治学史・政治哲学。著書に「近代政治哲学と宗教-17世紀社会契約説における「宗教批判」の展開」ほか。
内容 内容: 原理 南原繁における「学的世界観」と政治哲学
内容紹介 政治哲学者は生涯をかけて何と格闘したのか。戦中にファシズム批判を展開し、戦後改革に指導的な役割を果たした南原繁。その政治哲学に原理的・思想史的考察を加え、現代的意義を探究した論集。
要旨 戦中に刊行した『国家と宗教』で果敢なファシズム批判を展開し、戦後改革で指導的な役割を果たした南原繁(一八八九‐一九七四年)。この傑出した政治哲学者は理想と現実の狭間で何と格闘し、日本においていかなる知的伝統を築いたのか。ながらく南原の著作と向き合ってきた著者が、その政治哲学の特質を原理的に探究し、時代との関わりや現代的意義を考察した論文集。
目次 第1部 原理(南原繁における「学的世界観」と政治哲学);第2部 時代(ファシズム下の南原繁―時代を撃つ学問;南原繁における敗戦の「神義論」と戦後体制構想);第3部 遺産(南原繁と丸山眞男―交錯と分岐;近代日本と批判主義的政治学;「国を愛する」ということ―内村・新渡戸・南原からの問い)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024174-8   4-00-024174-5
書誌番号 1113352575

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