取引慣行と制度に見る戦前期日中経済の特質 --
四方田雅史 /著   -- 春風社 -- 2016.2 -- 21cm -- 331p

資料詳細

タイトル 日中比較産業史
副書名 取引慣行と制度に見る戦前期日中経済の特質
著者名等 四方田雅史 /著  
出版 春風社 2016.2
大きさ等 21cm 331p
分類 602.1
件名 日本‐産業‐歴史‐近代 , 中国‐産業‐歴史‐近代
著者紹介 1972年生まれ。早稲田大学経済学研究科博士後期課程満期退学。日本学術振興会特別研究員、早稲田大學政治経済学術院助教などを経て、現在、静岡文化芸術大学文化政策学部准教授。専門は近代の日本・アジア経済史。
内容 内容: 問題提起と分析視角
内容紹介 戦前期における日本と中国の在来産業を取引慣行や中間組織などの制度的観点から比較し、その差異から両国経済の歴史的特質を抽出。詳細な統計データが東アジア経済の実相を浮き上がらせる横断的経済史。
要旨 統計的アプローチが浮かび上がらせる、近代東アジア経済の実相。戦前期における日本と中国の在来産業を、取引慣行や中間組織などの制度的観点から比較することで、両国経済の歴史的特質を抽出。東アジアを基盤とした労働集約的産業の「制度間競争」「産業システム間競争」の諸相を解明する試み。
目次 問題提起と分析視角;第1部 戦前日本・中国の「産業システム」比較(磁器産地、景徳鎮・有田の「産業システム」比較;戦前日本・中国における花莚産地の「産業システム」比較;戦前日本・中国におけるメリヤス製造業の「産業システム」比較;戦前日本・中国におけるゴム製品製造業の「産業システム」比較―企業間協力のあり方を通じて);第2部 共通の経済制度をめぐる戦前日本・中国の「分岐」(日本と中国で生糸検査所の成果がなぜ異なったのか?―査所をめぐる慣行や観念を中心に;取引所制度の受容からみた戦前日本・中国の経済社会;日本と中国における企業文化の「基層」をめぐって―企業観と利益分配からの分析);第3部 戦前日本・中国間の経済交流・摩擦・調整(「声価」の政治経済学―戦間期の工業組合・外国商に関する言説を中心に;戦前日本・台湾における模造パナマ帽の「産業システム」比較);結論と展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-486-2   4-86110-486-6
書誌番号 1113353934

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