触れあう魂、紡がれる形 --
稲賀繁美 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2016.2 -- 22cm -- 353,121p

資料詳細

タイトル 接触造形論
副書名 触れあう魂、紡がれる形
著者名等 稲賀繁美 /著  
出版 名古屋大学出版会 2016.2
大きさ等 22cm 353,121p
分類 704
件名 造形
注記 索引あり
著者紹介 1957年東京生まれ。東京大学教養学部卒。同大学院比較文学比較文化専攻。パリ第1大学に留学。東京大学助手、三重大学人文学部助教授等を経て、現在、国際日本文化研究センターおよび総合研究大学院大学教授。2007~13年国際比較文学会理事ほかを務めた。
内容紹介 彫刻・陶藝などの立体作品から、建築や翻訳の領域まで、異質なるものが触れあう時に何が生まれるのか。「接触造形」の視点から近現代の藝術や文化を探究し、未踏の領野へと踏み出す。
要旨 「触れる」ことで作品は紡がれ、「接触」によって思想や文化が「写り/移り」を遂げる。彫刻・陶藝などの立体作品から、建築や翻訳の領域まで、異質なるものが触れあう時に何が生まれるのか。感覚と藝術、その臨界へ―
目次 第1部 遠近の彼岸―華厳的パラダイムの可能性(華厳経と現代美術―相互照射の試み;陶藝と彫刻とのあいだ―八木一夫と造形藝術;彫刻から世界の織物へ―エル・アナツイと布地;異界接触論―「作品」とその外部との界面を探る;時の揺籃、魂のうつろい);第2部 記憶の器―「うつわ」と「うつろい」(「うつわ」と「うつし」;奈落と渦巻―翻訳の運命について;形の生命とその継承―伊勢神宮の遷宮をめぐって;胎児における風土性―三木成夫再読;遺伝子情報の繭に包まれた蛹はどんな夢を見るか?―工藤哲巳と「不能哲学」);第3部 触知の復権―肌触りを研ぎ澄ます(触知的造形の思想(史)的反省にむけて;物質性よりたちのぼる精神の様相;蘇生する化石、跳梁する魂;近代造形と素材の魂―石井鶴三の「木取り」と「形のデッサン」;工藝の将来あるいは「ものづくり」再考―テクノ・アルスTechno‐Arsにむけて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0831-0   4-8158-0831-7
書誌番号 1113354101

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