南インドの劇空間、綺羅の呪力。 --
森尻純夫 /著   -- 而立書房 -- 2016.3 -- 22cm -- 270p

資料詳細

タイトル 歌舞劇ヤクシャガーナ
副書名 南インドの劇空間、綺羅の呪力。
著者名等 森尻純夫 /著  
出版 而立書房 2016.3
大きさ等 22cm 270p
分類 772.256
件名 演劇‐インド(南部)
著者紹介 1941年東京生まれ。早稲田大学を中退後、73年早稲田どらま館を設立。2009年まで館長をつとめる。94年インド・カルナータカ州カンナダ大学客員教授に就任。現代インドの政治、経済、外交戦略、文化の情報を発信する。早稲田大学演劇博物館招聘研究員。
内容紹介 舞踊・台詞・詠唱によって展開する歌舞劇ヤクシャガーナ。その歴史を、スッバ、カラントら伝説的人物の事績を尋ねて解き開く。旅公演への同行を含む長期フィールドワークから南インドの民俗芸能の実際を紹介。
要旨 “ヤクシャ(=精霊)”と“ガーナ(=メロディ)”をあわせて名付けられた、南インドの伝統芸能ヤクシャガーナ。11月から6月初旬の乾季、劇団は旅を続け、ほぼ毎日、野外仮設のテント劇場で饗宴を開く。力強い音楽、流麗な朗唱、技巧的な舞踊、滑稽な道化が夜通し絡み合い、老若男女を興奮の坩堝へと導く。知られざるその歌舞劇の歴史を、スッバ(17世紀)、カラント(1902~1997)、ソーメシュワラ(1935~)ら伝説的人物の事績を尋ねることで解き開く。旅公演への同行を含む長期フィールドワークによってその実像を明かす。IT産業を筆頭にアジア最大の経済拡大を続ける現代のインド。民俗的、伝統的香気が失われていくなか、劇様式、形態が厳格に守られるヤクシャガーナの存在は、驚異に値する!!
目次 第1章 上演(言語;演目 ほか);第2章 南と北(境界地ウドゥピー;南のヤクシャガーナ);第3章 南、北の代表的な劇団(イダグンジ・マハガナパティ・ヤクシャガーナ劇団;ヤクシャガーナ・ケンドラ、ウドゥピー ほか);第4章 ヤクシャガーナ大成期から現代(ヤクシャガーナの始祖、パルティ・スッバ;現代の北の研究と改革を目指した―K.シヴァラム・カラント ほか);第5章 人形ヤクシャガーナ(ゴーパーラクリシュナ・ヤクシャガーナ人形劇団、カサルゴド;ガネーシャ・ヤクシャガーナ人形劇団、ウピナクドル ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88059-392-0   4-88059-392-3
書誌番号 1113355012

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