野中哲照 /著   -- 汲古書院 -- 2016.2 -- 22cm -- 439,4p

資料詳細

タイトル 保元物語の成立
著者名等 野中哲照 /著  
出版 汲古書院 2016.2
大きさ等 22cm 439,4p
分類 913.432
件名 保元物語
注記 索引あり
著者紹介 1961年福岡県生まれ。84年早稲田大学教育学部卒。92年早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学教育学部助手、鹿児島短期大学専任講師・助教授、鹿児島国際大学教授を経て、現在、國學院大學文学部教授。
内容 内容: 冒頭部の論 『保元物語』冒頭部における〈鳥羽院聖代〉の演出
内容紹介 『保元物語』が平安末期から鎌倉末期にかけて段階的に形成された具体相を明らかにするとともに、より普遍的な問題として、「動態的重層構造」としての物語観を提示。人文学に新たな地平を拓く画期的論考。
目次 冒頭部の論(『保元物語』冒頭部における“鳥羽院聖代”の演出―美福門院の機能をめぐって;『保元物語』冒頭部の戦略―熊野託宣譚の意味;『保元物語』における平安京聖域観の虚構―その混乱と秩序回復をめぐって);発端部の論(『保元物語』発端部にみる人物像の二層性;『保元物語』発端部にみる合戦要因の二層性;『保元物語』における批判精神);合戦部の論(『保元物語』合戦部の重層性;『保元物語』成立の基軸―『保元顛末記』『保元合戦記』存在の可能性;『保元物語』合戦部の後次層―『保元東西いくさばなし』の痕跡);終息部の論(『保元物語』終息部の二段階成立;『保元物語』終息部における源氏末路譚の様相;『保元物語』源氏末路譚の重層性とその形成過程;『保元物語』統一感の演出方法);後日譚部の論(『保元物語』後日譚部の表現構造;『保元物語』後日譚部の成立意図―鎌倉末期に「日本国」を相対化することの意味);全体にかかわる論(『保元物語』文保本にみる鎌倉末期の状況;『保元物語』表現主体の位相とその変容;『保元物語』形成論のための編年;『保元物語』は史料として使えるか―“動態的重層構造”提示の意義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7629-3630-2   4-7629-3630-8
書誌番号 1113355527
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113355527

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 913.4 一般書 利用可 - 2056036973 iLisvirtual