名作のあかし -- ちくま学芸文庫 --
河合祥一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2016.3 -- 15cm -- 270p

資料詳細

タイトル 謎解き『ハムレット』
副書名 名作のあかし
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 河合祥一郎 /著  
出版 筑摩書房 2016.3
大きさ等 15cm 270p
分類 932
件名 ハムレット
個人件名 シェークスピア,ウィリアム
注記 三陸書房2000年刊の再刊
注記 索引あり
内容紹介 優柔不断で脆弱な哲学青年。近年定着したこのハムレット像を気鋭の英文学者が根底から覆し、闇に包まれた謎の数々に新たな光のもと迫った名著。
要旨 復讐をなかなか行動に移さない優柔不断な哲学青年―われわれが信じてきたハムレット像は、実はロマン主義がつくりあげた虚像にすぎなかった!エリザベス朝時代に息づいていた「ヘラクレス的英雄像」と重ねあわせて読めば、自ら運命に立ち向かい、戦う男というハムレット本来の姿がよみがえる。文学史上、もっとも謎多き作品とされ、その不可解さゆえに「文学のモナ・リザ」「演劇のスフィンクス」とも呼ばれた傑作の驚きの真実を解き明かし、現代のシェイクスピア研究をまったく新たな地平へと導いた名著。
目次 第1章 『ハムレット』の謎を解く意味―序に代えて;第2章 ハムレットは優柔不断な哲学青年か?―ロマン主義解釈の誤り;第3章 なぜ復讐を遅らせるのか?―TO BE,OR NOT TO BEの表すもの;第4章 鏡としての演劇、ルネサンスの表象―奇妙な視点、パスペクティブ;第5章 「弱き者、汝の名は女」とは?―ルネサンス人間観のもたらすもの;第6章 ハムレットの狂気とは?―「尼寺へ行け」に篭められているもの;第7章 『ハムレット』最大の謎―復讐するは我にあり
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09719-4   4-480-09719-8
書誌番号 1113356397

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