情報とフィールド科学 --
谷川竜一 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2016.3 -- 21cm -- 80p

資料詳細

タイトル 灯台から考える海の近代
シリーズ名 情報とフィールド科学
著者名等 谷川竜一 /著  
出版 京都大学学術出版会 2016.3
大きさ等 21cm 80p
分類 210.6
件名 日本‐歴史‐近代 , 灯台
著者紹介 1976年大分県生まれ。2004年東京大学大学院工学系研究科博士課程建築学専攻中退。東京大学生産技術研究所技術職員、同助教、京都大学地域研究統合情報センター助教を経て、15年より金沢大学新学術創成研究機構助教。専門は建築史。
内容紹介 人間の「海に向かった認識」を支える建築物、灯台。本書では日本とアジアの近代化を灯台の歴史からひもとき、政治、外交、軍事から宗教まで、時代のうねりが刻まれた建築物をフィールドワークの資料とする方法を学ぶ。
要旨 数ある建築物の中でも、人間の「海に向かった認識」を支えるのが灯台だ。それは単に海上の安全を支えるだけではない。それぞれの海域の特性を、経緯度で刻まれた連続したシステムとして世界大の空間と繋いでいる。そこには、海に生きた人々の、ローカルな思いとグローバルな志とが、ともに照らし出されている。日本とアジアの近代化を灯台の歴史からひもとき、政治、外交、軍事から宗教まで、時代のうねりが刻まれた建築物をフィールドワークの資料とする方法を学ぶ。
目次 第1章 白洲灯台と近代日本(灯台と灯明台;明治初期の日本の灯台;灯台の見方 ほか);第2章 国際航路の建設(ブラントンの地図;香港から横浜へ;上海・横浜国際航路の中の白洲灯台 ほか);第3章 帝国主義と戦争(アジア・太平洋地域の灯台;西洋式灯台の点灯が始まった場所;東アジアへの列強進出 ほか);終章 アジアの海の近代化
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0003-6   4-8140-0003-0
書誌番号 1113359139

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.6 一般書 利用可 - 2056292864 iLisvirtual