人類社会の進化 --
河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2016.3 -- 23cm -- 454p

資料詳細

タイトル 他者
副書名 人類社会の進化
著者名等 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2016.3
大きさ等 23cm 454p
分類 469
件名 人類学 , 社会集団
注記 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。主な著書に「野の医療-牧畜民チャムスの身体世界」「集団-人類社会の進化」「ものの人類学」「制度-人類社会の進化」など。
内容 内容: 進化から「他者」を問う / 河合香吏著
内容紹介 一切の思弁を排し、ヒトとサル、他の動物の参与的な観察事例にこだわった厳密な経験科学として、「他者」を析出。個体と個体、集団と集団の相互行為のプロセスとしての「他者」の中に、人類の社会性の本質を見る。
要旨 今日「他者」は諸学問の流行テーマである。しかし本書はそれらの議論とは一線を画す。すなわち、一切の思弁を排し、ヒトとサル(そして他の動物)の参与的な観察事例にこだわった厳密な経験科学として、「他者」なるものを析出していく。哲学的な思索の対象としてではなく、個体と個体(集団と集団)の相互行為のプロセスとしての「他者」の中に、人類の社会性の本質を見る。
目次 進化から「他者」を問う―人類社会の進化史的基盤を求めて;第1部 他者の諸相―その生成、成立、変容をめぐって(霊長類社会における承認する他者、不可解な他者;動物は「他者」か、あるいは動物に「他者」はいるのか? ほか);第2部 他者と他集団―いかに関わりあう相手か(続・アルファオスとは「誰のこと」か?―チンパンジー社会における「他者」のあらわれ;出会われる「他者」―チンパンジーはいかに“わからなさ”と向き合うのか ほか);第3部 人類における他者の表象化と存在論(他者のオントロギー―イヌイト社会の生成と維持にみる人類の社会性と倫理の基盤;祖霊・呪い・日常生活における他者の諸相―ザンビア農耕民ベンバの事例から ほか);第4部 広がる他者論の地平(野生動物との距離をめぐる人類史;環境の他者へ―平衡と共存の行動学試論 ほか);苦悩としての他者―三者関係と四面体モデル
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0002-9   4-8140-0002-2
書誌番号 1113361958

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