新装版 -- Century books -- 人と思想
星野慎一 /共著, 小磯仁 /共著   -- 清水書院 -- 2016.4 -- 19cm -- 237p

資料詳細

タイトル リルケ
版情報 新装版
シリーズ名 Century books 人と思想
著者名等 星野慎一 /共著, 小磯仁 /共著  
出版 清水書院 2016.4
大きさ等 19cm 237p
分類 941
個人件名 リルケ,ライナー・マリア
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 【星野】1909年長岡市生まれ。東京大学文学部卒。旧制成城高等学校、埼玉大学、東京教育大学、南山大学、各教授歴任。98年逝去。主著「晩年のリルケ」「ゲーテと鴎外」「ゲーテと佛教思想」「俳句の国際性」「ゲーテ」ほか。
内容紹介 リルケは哲学用語を用いずに現代の人間と事物の存在内容を根底から問い、歌った詩人だった。彼がいかにして作品を生み出したかを生涯にわたり叙述。リルケを愛する人々、これからリルケに近づきたい人々に役立つ書。
要旨 リルケは哲学用語を用いずに現代の人間と事物の存在内容を根底から問い、歌った詩人だった。その思想性は、日本の俳句に出会い、短詩型と俳人の詠視に西洋のエピグラムとは異質の、自分の詩との深い関わりを認める鋭い柔軟性に貫かれていた。彼の詩精神のこの越境性こそリルケの巨きさにほかならない。この巨きさに少しでも近づくことが、あの何故への我々の応答であろう。本書は、彼がいかにして作品を生み出したかを生涯にわたり叙述し、それらが異なる文化・言語圏へと遠く越え出ても示しつづけてやまない豊饒な文学世界へのひとつの道案内となることを念じた。
目次 1 東西を越えた彼岸に(なぜリルケの詩は世界的に読まれるか;リルケと俳句);2 若き日のリルケ(リルケの故郷;ロシア旅行と詩業の土台);3 ロダンとのめぐり逢い(最初のパリ滞在;『マルテの手記』―創作における画期);4 『マルテの手記』以後(漂泊の旅;悲しいめぐり逢い―ベンヴェヌータ);5 晩年のリルケ(第一次世界大戦中のリルケ;ミュゾットの館と『ドゥイノの哀歌』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-42161-8   4-389-42161-1
書誌番号 1113363320

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 941 一般書 利用可 - 2056119518 iLisvirtual
金沢 公開 Map 941 一般書 利用可 - 2071244728 iLisvirtual