古代地中海世界と前近代メディア --
豊田浩志 /編   -- 勉誠出版 -- 2016.3 -- 21cm -- 259p

資料詳細

タイトル モノとヒトの新史料学
副書名 古代地中海世界と前近代メディア
著者名等 豊田浩志 /編  
出版 勉誠出版 2016.3
大きさ等 21cm 259p
分類 204
件名 歴史学
著者紹介 1947年生まれ。77年広島大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。現在、上智大学文学部史学科教授。主な著書に『キリスト教の興隆とローマ帝国』、ピエトロ・ザンデル『バチカンサンピエトロ大聖堂下のネクロポリス』などがある。
内容 内容: 書写材とは何か 粘土板に残された知の宝 / 津本英利著
内容紹介 文字と社会をつなぐ様々な書写材から、文献史料からはこぼれ落ちる、前近代の人々の生活を探る。コイン、土器、粘土板、パピルス、モザイク、石像、建築物など、言葉や図像を刻まれたメディアから地中海史を考察。
要旨 文献中心の歴史学から、モノからみる歴史学へ―実際に現地を訪れ、都市を見つめ、モノに触れることで立ち現れる、歴史の様々な姿を提示する。文字と社会をつなぐ様々な書写材から、文献史料からはこぼれ落ちる、前近代の人々の生活を探る。コイン、土器、粘土板、パピルス、羊皮紙、ガラス、モザイク、石像、建築物など、言葉や図像を刻まれたメディアから地中海史を考察。
目次 第1部 書写材とは何か(粘土板に残された知の宝;何に記録を残すのか―「紙」の誕生とその伝播;製作者から見る「パピルスと羊皮紙」―その製法と特徴;西洋古代史研究における電子書籍使用―その現状・課題・展望);第2部 都市を読む(記念建造物の読み方―コンスタンティヌス帝の二大建造物をめぐって;石に刻まれたメッセージ―古代ローマの凱旋門とラテン語碑文;彫刻というプロパガンダ―トラヤヌス記念柱の意義;ローマ帝国東方属州におけるコインの政治的・経済的役割;リバースエンジニアリングとしての建築史学―考古学と建築学のあいだで);第3部 様々なる「史料」(ポンペイはいつ埋没したのか―噴火の日付をめぐる論争;時代を証言する土器;窓ガラスの誕生と浴場―ローマ帝政初期の考古・文献資料の検討;モザイクの変遷―技術とモチーフ;オスティア・アンティカ遺跡「七賢人の部屋」の文字調査報告)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22148-7   4-585-22148-4
書誌番号 1113363397

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