祥伝社新書 --
川田稔 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2016.4 -- 18cm -- 406p

資料詳細

タイトル 石原莞爾の世界戦略構想
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 川田稔 /〔著〕  
出版 祥伝社 2016.4
大きさ等 18cm 406p
分類 289.1
個人件名 石原 莞爾
注記 文献あり
著者紹介 1947年高知県生まれ。78年名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。日本福祉大学教授、名古屋大学大学院教授などを経て現在、日本福祉大学子ども発達学部教授、名古屋大学名誉教授。専門は政治外交史、政治思想史。山本七平賞受賞。著書に『原敬と山県有朋』など。
内容紹介 満州事変の首謀者であり、希代の戦略家として知られる石原莞爾。何を考え、何をしようとしたのか。その思想と行動を徹底分析。そこから見えてきたのは、戦略なき国家・日本の姿だった。歴史の教訓が隠されている本。
要旨 満州事変の首謀者であり、希代の戦略家として知られる石原莞爾。太平洋戦争に至る戦前の歴史は、石原を抜きには考えられない。戦後七〇年を経て、石原への関心は衰えることなく、伝記をはじめとする出版物は途切れることがない。ところが、石原の戦略構想を分析・検討したものは、ほとんど見当たらない。本書は、石原の戦略構想を時代状況や陸軍の動向と関連づけて詳しく検討、その行動を紹介するものである。戦略なき国家・日本(それは今も変わらない!)にあって、石原は何を考え、何をしようとしたのか―そこには、歴史の教訓が隠されている。
目次 プロローグ 柳条湖事件―石原莞爾登場;第1章 満州事変と石原莞爾(1)―南満州占領と陸軍中央;第2章 満州事変と石原莞爾(2)―北満州進出と陸軍中央;第3章 昭和初期の戦略構想(1)―世界最終戦争論と満蒙領有;第4章 昭和初期の戦略構想(2)―日米持久戦争の想定;第5章 参謀本部時代の戦略構想(1)―対ソ連戦備の問題;第6章 参謀本部時代の戦略構想(2)―対中国政策の転換;第7章 日中戦争と石原莞爾(1)―華北での日中衝突;第8章 日中戦争と石原莞爾(2)―全面戦争と石原の失脚;エピローグ 太平洋戦争―失脚後の石原莞爾
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11460-2   4-396-11460-5
書誌番号 1113363520

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
金沢 公開 289/イ 一般書 貸出中 - 2068791823 iLisvirtual
山内 公開 Map 289/イ 一般書 利用可 - 2072857340 iLisvirtual