「贋」日本人たちの肖像 -- サピエンティア --
星名宏修 /著   -- 法政大学出版局 -- 2016.4 -- 20cm -- 298p

資料詳細

タイトル 植民地を読む
副書名 「贋」日本人たちの肖像 閲讀殖民地
シリーズ名 サピエンティア
著者名等 星名宏修 /著  
出版 法政大学出版局 2016.4
大きさ等 20cm 298p
分類 910.26
件名 日本文学‐歴史‐昭和時代 , 台湾‐歴史‐日本統治時代
著者紹介 1963年兵庫県生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了。琉球大学法文学部をへて、2010年から一橋大学大学院言語社会研究科。編著に「日本統治期台湾文学集成5台湾純文学集一」など。
内容 内容: 植民地台湾の「贋」日本人たち 「植民地は天国だった」のか
内容紹介 敗戦時30万以上の日本人が台湾で暮らしていた。自分は被植民者より優れていると考える人々はどんな日常を送り、それを表現したのか。小説やラジオドラマを通じて、帝国日本の集団的な空想の一端を明らかにする。
要旨 「本物」の日本人とは。日本の支配下で序列化された沖縄人や台湾人。国民を担保するのは「国語」か旅券か血液か。小説やラジオドラマから浮かびあがること。
目次 第1部 植民地台湾の「贋」日本人たち(「植民地は天国だった」のか―沖縄人の台湾体験;萬華と犯罪―林熊生「指紋」を読む;司法的同一性と「贋」日本人―林熊生「指紋」を読む・その二;植民地の混血児―「内台結婚」の政治学);第2部 描かれた「蕃地」と「蕃人」―好奇心と怖れと(「楽耳王」と蕃地―中山侑のラジオドラマを読む;「兇蕃」と高砂義勇隊の「あいだ」―河野慶彦「扁柏の蔭」を読む);第3部 海を渡る台湾人(看護助手、海を渡る―河野慶彦「湯わかし」を読む;「大陸進出」とはなんだったのか―紺谷淑藻郎「海口印象記」を読む);第4部 美談と流言(震災・美談・戦争期世代―「君が代少年」物語を読む)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-60343-3   4-588-60343-4
書誌番号 1113363874

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