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【図書】 博物館という装置

帝国・植民地・アイデンティティ --
石井正己 ／編   -- 勉誠出版 -- ２０１６．３ -- ２２ｃｍ -- ３９１ｐ

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タイトル 博物館という装置
副書名 帝国・植民地・アイデンティティ
著者名等 石井正己 ／編  
出版 勉誠出版 ２０１６．３
大きさ等 ２２ｃｍ ３９１ｐ
分類 069.04
件名 博物館 , 帝国主義 , 植民地
著者紹介 １９５８年生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問。専門は日本文学・民俗学。著書に「遠野物語の誕生」「文豪たちの関東大震災体験記」「テクストとしての柳田国男」などがある。
内容 内容：　帝国主義の欲望を担った博物館　「帝国」という空間における博物館を考える　／　中見立夫著
内容紹介 我々は、今博物館を如何に考えていくべきか。時代ごとの思想と寄り添ってきたその歴史と、アイデンティティを創出する紐帯としてのあり方。双方向からのアプローチにより「博物館」の意義と歴史的位置を捉えかえす。
要旨 近代化に伴う「世界」の広がりは自他の認識を強固にし、他者を陳列し掌握するという欲望は「博物館」という装置を作り上げていった。そこには帝国主義・植民地主義という政治性が色濃く反映していた。また一方で、博物館は、歴史の暴力をいまに留め伝える役割を果たしつつある。われわれは、いま博物館という装置を如何に考えていくべきか―時代ごとの思想と寄り添ってきたその歴史と、アイデンティティを創出する紐帯としてのあり方。双方向からのアプローチにより「博物館」という存在の意義と歴史的位置を捉えかえす。
目次 １　帝国主義の欲望を担った博物館；２　帝国日本で生まれた博物館の歴史；３　帝国日本が営んだ外地の植民地博物館；４　帝国の進出と収集されたコレクション；５　ローカルな博物館とグローバルな博物館；６　文化財返還の根拠と歴史を逆なでする博物館
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-20038-3　　 4-585-20038-X
書誌番号 1113364019

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