鳥居民評論集 -- 草思社文庫 --
鳥居民 /著   -- 草思社 -- 2016.4 -- 16cm -- 374p

資料詳細

タイトル 昭和史を読み解く
副書名 鳥居民評論集
シリーズ名 草思社文庫
著者名等 鳥居民 /著  
出版 草思社 2016.4
大きさ等 16cm 374p
分類 210.75
件名 日本-歴史-昭和前期 , 太平洋戦争(1941~1945)
注記 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。主な著書に『昭和二十年』(既刊13巻)『毛沢東五つの戦争』「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』(いずれも草思社刊)など。本書執筆には1975年ぐらいから準備し40年ほどを費やした。親左翼的な史観にとらわれていた歴史研究に、事実と推論を持って取り組む手法で影響を与える。2013年1月急逝。享年八十四。
内容 内容:清沢洌『暗黒日記』. 学徒勤労動員の記録『海鳴りの響きは遠く』. 海軍主計科短期現役士官の回想録『滄溟』. 近衛文麿の評伝. 木戸幸一『木戸幸一日記』. 元宮内庁長官・富田朝彦「富田メモ抜粋」. 高松宮宣仁親王『高松宮日記』. 吉村正『離島百話』. 長谷川毅『暗闘』を読んで. 半藤一利編『日本のいちばん長い夏』. 太平洋戦争を考える百冊. 「太平洋戦争を知るための二十五冊」執筆用のメモより. いままでだれも書かなかったこと. 生誕百年を迎えた服部卓四郎と尾崎秀実. 日本人はなぜ昭和天皇を守ったのか. 自制心のなかの「潔さ」. いままでだれも書かなかったこと. 続. 継続すべき原爆投下の裏面史検証. 「降伏しなかったから原爆を投下された」戦後最大のフィクションはこうして作られた. なぜ原爆は投下されたのか 櫻井よしこ述. 原爆投下のおかげで日本人もアメリカ人も救われたと言われたら. 「8・15」に思う. 宰相文麿公はなぜ死を選んだのか. 気骨の宰相・近衛文麿に、いまこそ再評価を 工藤美代子述. 二・二六事件七十年に思う歴史のもしも ほか8編
内容紹介 慧眼の近現代日本史家・中国研究家、鳥居民のエッセイ集。太平洋戦争、原爆、ゾルゲ事件、近衛文麿、昭和天皇などを独自の史観で論考する。ノンフィクション作家・工藤美代子との対談なども収録。2013年発行書を文庫化。
要旨 未完ながらも無類に面白いと評判の歴史書『昭和二十年』(既刊全13巻)を書き続けて急逝した著者の単行本未収録のエッセイ、対談等を集めた評論集。膨大な資料を収集、読破したすえにたどり着いた独自の視点・史観が満載。「木戸幸一開戦責任説」「原爆投下アメリカ陰謀説」「近衛文麿を自殺に追い込んだのは木戸とノーマン」「ゾルゲ事件と戦争を煽った尾崎秀実」「横浜事件と神奈川県警」など誰も書かない昭和史の裏面。
目次 1 太平洋戦争を考えるための読書案内(清沢洌『暗黒日記』;学徒勤労動員の記録『海鳴りの響きは遠く』 ほか);2 敗戦について(いままでだれも書かなかったこと;生誕百年を迎えた服部卓四郎と尾崎秀実 ほか);3 原爆はなぜ投下されたか(続・いままでだれも書かなかったこと;継続すべき原爆投下の裏面史検証 ほか);4 近衛文麿と木戸幸一(宰相文麿公はなぜ死を選んだのか;気骨の宰相・近衛文麿に、いまこそ再評価を―対談/工藤美代子氏 ほか);5 ゾルゲ事件、横浜事件など(尾崎秀実の本当の大罪―事変拡大の煽動者;映画「スパイ・ゾルゲ」を観ての哀しみ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2196-4   4-7942-2196-7
書誌番号 1113364548
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113364548

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 文庫本 210.7/205 一般書 利用可 - 2056224486 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 文庫本 210.7 一般書 利用可 - 2056224796 iLisvirtual