戯曲・演劇史論 --
林廣親 /著   -- 笠間書院 -- 2016.3 -- 22cm -- 294p

資料詳細

タイトル 戯曲を読む術
副書名 戯曲・演劇史論
著者名等 林廣親 /著  
出版 笠間書院 2016.3
大きさ等 22cm 294p
分類 912.6
件名 日本戯曲 , 演劇-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1953年、奈良県奈良市生まれ。神戸大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程中途退学。現在成蹊大学文学部教授。近著に「志賀直哉の文体─覚え書き風に」(『国語と国文学』、平成25年11月)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:森鴎外「仮面」論. 岡田八千代「黄楊の櫛」論. 岸田國士「沢氏の二人娘」論. 井上ひさし「紙屋町さくらホテル」論. 谷崎潤一郎「お国と五平」. 横光利一「愛の挨拶」. 矢代静一「絵姿女房-ぼくのアルト・ハイデルベルク」. 田中千禾夫「マリアの首-幻に長崎を想う曲」. 渋谷天外「わてらの年輪」. 恩田陸「猫と針」. 近現代演劇史早分かり. 上. 近現代演劇史早分かり. 下. 演劇と〈作者〉. 〈演劇の近代〉と戯曲のことば
内容紹介 戯曲のことばを前に「なす術を知らない」思いにとらわれてこそ読みへの意欲は動き出す─。技術や方法では得がたい作品の読みを模索した、記録の集積。舞台・劇評にこだわる今日の読みを離れ、「戯曲の読み」を柱とした戯曲論。
要旨 戯曲のことばを前に「なす術を知らない」思いにとらわれてこそ読みへの意欲は動き出す―技術や方法では得がたい作品の読みを模索した、記録の集積。“劇文学”という言葉が生きていた時代、戯曲は文学的感受をもって読まれていた。舞台・劇評にこだわる今日の読みを離れ、「戯曲の読み」を柱とした戯曲論。付・近現代演劇史早分かり。
目次 第1部 読みによる戯曲研究の射程(森鴎外「仮面」論―“伯林はもつと寒い…併し設備が違ふ”;岡田八千代「黄楊の櫛」論―鴎外・杢太郎の影;岸田國士「沢氏の二人娘」論―菊池寛「父帰る」を補助線として;井上ひさし「紙屋町さくらホテル」論―“歴史離れ”のドラマトゥルギー);第2部 読みのア・ラ・カルト(谷崎潤一郎「お国と五平」;横光利一「愛の挨拶」;矢代静一「絵姿女房―ぼくのアルト・ハイデルベルク」;田中千禾夫「マリアの首―幻に長崎を想う曲」;恩田陸「猫と針」);第3部 演劇史・戯曲史への視界(近現代演劇史早分かり;演劇と“作者”―山本有三の場合;“演劇の近代”と戯曲のことば―木下杢太郎「和泉屋染物店」・久保田万太郎「かどで」を視座として)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70801-4   4-305-70801-9
書誌番号 1113365309

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中央 5階人文科学 912.6/ハ 一般書 貸出中 - 2056190883 iLisvirtual