平野純 /著   -- 楽工社 -- 2016.4 -- 20cm -- 301p

資料詳細

タイトル 村上春樹と仏教
著者名等 平野純 /著  
出版 楽工社 2016.4
大きさ等 20cm 301p
分類 910.268
件名 仏教
個人件名 村上 春樹(1949-)
注記 文献あり
著者紹介 作家・仏教研究家。1953年東京生まれ。東北大学法学部卒。1982年「日曜日には愛の胡瓜を」で第19回文藝賞受賞。作家活動と並行してパーリ語、サンスクリット語等を習得し、仏教(特に仏教理論と現代思想の関わり)を研究。著書『はじまりのブッダ』(河出書房新社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 「僕の父は…僧侶でした。僕は…そういう環境から強く影響を受けたんです」。村上自身がかつてこう語ったにもかかわらず、仏教と村上作品の関係は論じられてこなかった。本書はこの点を初めて本格的に考察。仏教研究者である著者が、『風の歌を聴け』から『多崎つくる』までの主要作品に沿って、村上文学の根底に常に仏教的世界観があることを明確に示す。“仏教”で読み解く画期的・村上春樹論!
目次 第1部(村上春樹と「何かが終わってしまった症候群」;『風の歌を聴け』の煩悩即菩提;「唯名論者」村上春樹の果敢な戦いとは;村上春樹にみる「庶民的な」無常感覚);第2部(村上春樹、悪魔祓いのコミットメントを始める;村上春樹をとらえる「古い夢」の世界;村上春樹を閉じこめる「空」の輪の秘密);第3部(『ねじまき鳥クロニクル』と『豊饒の海』の間;『海辺のカフカ』―鏡の世界のゴーストたち;「均衡そのものが善」と『1Q84』の教祖は語る;『1Q84』のゴージャスで支離滅裂な世界;色彩を持たない多崎つくると、甘美なる涅槃への旅路)
ISBN(13)、ISBN 978-4-903063-75-1   4-903063-75-5
書誌番号 1113365356

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