ベネデット・クローチェとイタリア頽廃主義 -- プリミエ・コレクション --
國司航佑 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2016.3 -- 22cm -- 350p

資料詳細

タイトル 詩の哲学
副書名 ベネデット・クローチェとイタリア頽廃主義
シリーズ名 プリミエ・コレクション
著者名等 國司航佑 /著  
出版 京都大学学術出版会 2016.3
大きさ等 22cm 350p
分類 137
件名 , 美学
個人件名 クローチェ,ベネデット
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1982年、東京都生まれ。2012年3月京都大学大学院文学研究科博士後期課程(イタリア語学イタリア文学専修)指導認定退学。2015年3月、博士(文学)取得(京都大学)。現在、京都外国語大学イタリア語学科専任講師。専門は19-20世紀のイタリア思想・文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ポスト・クローチェ主義に向けて. クローチェの美学理論の発展について. 文芸批評家としてのクローチェ. 19世紀後半のイタリア文学に関する連載とカルドゥッチ論. クローチェのダンヌンツィオ批評. クローチェと「最近のイタリア文学」. 「詩」と「詩にあらざるもの」. クローチェの美学思想における倫理の位置づけ. 同時代のイタリア詩人たち. クローチェの文芸批評の翻訳
内容紹介 ゲーテからダンヌンツィオ、パスコリの詩まで。膨大な文芸批評の実践を通じて深化していった20世紀前半のイタリアを代表する哲学者・クローチェによる美学思想の発展を、文芸批評の実践と哲学的思考の交錯の中に追う。
要旨 20世紀前半のイタリアを代表する哲学者クローチェは、偉大な歴史学者として、反ファシズムを牽引した知識人としてよく知られる人物だが、同時に、革新的な美学者でもあった。当時、彼の美学理論は世界的な影響力を誇り、我が国の文豪たちが注目するほどであった。その美学思想の発展を、文芸批評の実践と哲学的思考の交錯の中に追う、本邦初のクローチェ美学研究書。
目次 第1部 クローチェの美学理論と文芸批評(ポスト・クローチェ主義に向けて―クローチェ美学の研究史;クローチェの美学理論の発展について;文芸批評家としてのクローチェ);第2部 クローチェと世紀転換期のイタリア文学(19世紀後半のイタリア文学に関する連載とカルドゥッチ論;クローチェのダンヌンツィオ批評;クローチェと「最近のイタリア文学」);第3部 クローチェ美学の再解釈を目指して(「詩」と「詩にあらざるもの」;クローチェの美学思想における倫理の位置づけ);補遺(同時代のイタリア詩人たち;クローチェの文芸批評の翻訳)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0015-9   4-8140-0015-4
書誌番号 1113365688

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