グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱 --
丹羽典生 /編   -- 春風社 -- 2016.3 -- 20cm -- 368,6p

資料詳細

タイトル 〈紛争〉の比較民族誌
副書名 グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱
著者名等 丹羽典生 /編  
出版 春風社 2016.3
大きさ等 20cm 368,6p
分類 316.8
件名 民族問題-オセアニア , 内乱
注記 索引あり
著者紹介 国立民族学博物館准教授。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、博士(社会人類学)。専門は社会人類学で、オセアニアを中心に社会運動、紛争、少数民族について研究。著書や編著書には、『脱伝統としての開発-フィジー・ラミ運動の歴史人類学』二〇〇九年、明石書店)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:イノセンスの終焉にて 丹羽典生著. イフォガ 山本真鳥著. トンガにおける都市性と他者性の現在 比嘉夏子著. 先住民と暴力 深山直子著. 敵と結婚する社会 深川宏樹著. 紛争下の日常を生きる人々 石森大知著. 分裂と統合のはざまで 丹羽典生著. 脱植民地化過程における軋轢の胚胎 風間計博著. ウェストミンスター型とビッグマン型政治 岩本洋光著. 太平洋諸島フォーラム諸国によるフィジーへの介入 小柏葉子著
内容紹介 平和的な南太平洋という神話は、いつ、なぜ、崩壊したのか。サモア、トンガ、フィジー、ニュージーランドなどオセアニアの政治的変動・諸問題を、詳細な事例研究により鋭く分析・考察する。
要旨 平和的な南太平洋という神話は、いつ、なぜ、崩壊したのか。身体的暴力から国際的な争いまで、詳細な事例研究によりオセアニアの政治的変動・諸問題を鋭く分析・考察する。
目次 イノセンスの終焉にて―オセアニアにおける“紛争”の比較民族誌的研究にむけて;第1部 暴力(イフォガ―サモア社会の謝罪儀礼;トンガにおける都市性と他者性の現在―暴力の発露としての首都暴動再考;先住民と暴力―マオリ像の変遷に関する試論);第2部 民族対立(敵と結婚する社会―ニューギニア高地における紛争の拡大と収束の論理;紛争下の日常を生きる人々―ソロモン諸島ガダルカナル島北東部における紛争経験;分裂と統合のはざまで―フィジーにおける二〇〇〇年クーデタと西部政体の樹立運動);第3部 政治的混乱(脱植民地化過程における軋轢の胚胎―バナバ人とキリバス人の境界生成;ウェストミンスター型とビッグマン型政治―パプアニューギニア現代政治の分水嶺;太平洋諸島フォーラム諸国によるフィジーへの介入―地域安全保障協力をめぐる動態)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-482-4   4-86110-482-3
書誌番号 1113368238

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 316.8 一般書 利用可 - 2071165038 iLisvirtual