日仏会館・戦後70年記念シンポジウムの記録 --
三浦信孝 /編   -- 風行社 -- 2016.3 -- 21cm -- 359p

資料詳細

タイトル 戦後思想の光と影
副書名 日仏会館・戦後70年記念シンポジウムの記録
著者名等 三浦信孝 /編  
出版 風行社 2016.3
大きさ等 21cm 359p
分類 309.021
件名 社会思想-日本-歴史-1945~
注記 会期・会場:2015年7月18日(土)~19日(日) 日仏会館1階ホール
著者紹介 1945生まれ、中央大学名誉教授、日仏会館常務理事、現代フランス研究・政治思想。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:なぜ戦後七〇年に「戦後思想の光と影」を問うのか 三浦信孝述. いかにして〈戦争文化〉と闘うか 海老坂武述. なぜ日本の戦後思想を仏訳するか ピエール=フランソワ・スイリ述 福井憲彦訳. 「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想 成田龍一述. 戦後歴史学の光と影 福井憲彦述. 戦後憲法思想の影、光、そして限界〈?〉 山元一述. 戦後日本の理想主義と現実主義 苅部直述. 戦後民主主義論のナラティブ 宇野重規述. 戦後民主主義の分岐点に立つ丸山眞男と加藤周一 三浦信孝述. 橋川文三と政治的ロマン主義 ニコラ・モラール述 河野南帆子訳. 八紘一宇と平和憲法 中島岳志述. 「現代思想」の基準と限界 ミカエル・リュケン述 中川真知子訳. イェルサレムの開高健 アンヌ・バヤール=坂井述 八幡恵一訳. 革命と転向 高榮蘭述. 鶴見俊輔の「知識人の戦争責任」について マヤ・トデスキーニ述 八幡恵一訳. 歴史記述と戦争体験 小熊英二述. 日本のカミュたち 佐藤泉述. 日本のアジア主義とアジアの統合 サミュエル・ゲ述 小幡谷友二訳. 戦後思想と植民地支配 朴裕河述. 対米従属構造と戦後思想 白井聡述
要旨 「戦後思想」はいまだ今日性を失っていない。日本・韓国・スイス・フランスの研究者が一堂に会し、戦後日本の知的議論をリードした人々の仕事を検証する。
目次 1 いま、なぜ日本の戦後思想か(いかにして“戦争文化”と闘うか;なぜ日本の戦後思想を仏訳するか;「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想;戦後歴史学の光と影―第1部へのコメント);2 憲法・平和・民主主義(戦後憲法思想の影、光、そして限界(?);戦後日本の理想主義と現実主義;戦後民主主義論のナラティブ);3 ナショナリズムとウルトラナショナリズム(戦後民主主義の分岐点に立つ丸山眞男と加藤周一;橋川文三と政治的ロマン主義;八紘一宇と平和憲法―下中彌三郎の超国家主義);4 戦争と知識人(「現代思想」の基準と限界―中井正一をめぐって;イェルサレムの開高健;革命と転向―吉本隆明『転向論』と金達寿『朴達の裁判』のあいだから);5 戦争体験と歴史記述(鶴見俊輔の「知識人の戦争責任」について;歴史記述と戦争体験―国家の分断と階級の分断;日本のカミュたち―旧支配国側の「脱植民地化」について);6 日本・アジア・アメリカ(日本のアジア主義とアジアの統合;戦後思想と植民地支配;対米従属構造と戦後思想)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86258-100-6   4-86258-100-5
書誌番号 1113368740

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