戦前期リベラリズムの帰趨 -- 筑摩選書 --
鈴木貞美 /著   -- 筑摩書房 -- 2016.4 -- 19cm -- 382p

資料詳細

タイトル 『文藝春秋』の戦争
副書名 戦前期リベラリズムの帰趨
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 鈴木貞美 /著  
出版 筑摩書房 2016.4
大きさ等 19cm 382p
分類 051
件名 文芸春秋(雑誌) , 太平洋戦争(1941~1945) , 戦争と社会
個人件名 菊池 寛
注記 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。東京大学文学仏文科卒。学術博士。創作、文芸批評に従事ののち、東洋大学を経て、国際日本文化研究センターに勤務。定年後、同名誉教授。日本近現代文芸を中心に思想文化史の再編と取り組む。著書に『梶井基次郎―表現する魂』(新潮社)など多数ある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ポピュリズムの果てか、「理性」の敗北か。菊池寛、小林秀雄、河上徹太郎、川端康成、横山利一…。『文學界』の論客は、なぜ大東亜戦争の加担者とみなされたのか。戦後民主主義の図式からは見えない「戦後言論」の深部を探り当てる。
要旨 一九二三(大正一二)年、『文藝春秋』は本文二八頁、定価一〇銭の薄いパンフレットのような体裁で創刊された。そして、瞬く間に新中間層を引きつけ、総合雑誌のトップに躍り出る。創刊以来、中道の立場をとっていたが、日中戦争の開始とともに「戦争」に深くコミットしていく。文壇、論壇の大御所となった菊池寛、その周辺に集まったリベラルな文化人たちは、ただ時代の空気に「迎合」し、呑み込まれてしまったのか。戦後民主主義の図式からは見えない「戦時言論」の深部を探り当てる。
目次 第1章 菊池寛、人と思想;第2章 菊池寛のエディター・シップ;第3章 『文藝春秋』と日中戦争;第4章 『文學界』グループの転向;第5章 文春グループの「大東亜戦争」;第6章 文春グループの戦後
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01638-6   4-480-01638-4
書誌番号 1113369163

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