平凡社新書 --
今野真二 /著   -- 平凡社 -- 2016.4 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル リメイクの日本文学史
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 今野真二 /著  
出版 平凡社 2016.4
大きさ等 18cm 238p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 翻案
著者紹介 1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。清泉女子大学教授。専攻、日本語学。著書、『辞書をよむ』(平凡社新書)、『百年前の日本語』(岩波新書)、『「言海」を読む』(角川選書)、『戦国の日本語』(河出ブックス)、『盗作の言語学』(集英社新書)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 本歌取りは和歌の作法の王道であり、「源氏物語」や「平家物語」に材をとるリメイク作品が、日本文学史の背骨を形作る。文学の領域はさまざまなリライト現象に満ちている。
要旨 本歌取りは和歌の作法の王道であり、『源氏物語』や『平家物語』に材をとるリメイク作品が、日本文学史の背骨を形作る。明治の開化は欧米文学の翻案で彩られ、作家たちは自作の別バージョンを生み出してしまう。文学の領域はさまざまなリライト現象に満ちている。推敲という書き換えのはじまりから遙かな翻案の連鎖まで、読み手を書き手に変える文学の力の多様な発現をたどる。
目次 第1章 古典はリメイクされる―源氏物語と牡丹燈篭;第2章 翻案というリライト―明治の翻案小説と幽霊塔の歴史;第3章 推敲と書き換えのはじまり―漱石と賢治の自筆原稿;第4章 作家たちは書き換える―「鼻」と「山椒魚」;第5章 詩はどのバージョンがよいと言える?―てふてふ・有明・あむばるわりあ;第6章 少年少女のために―乱歩の場合その他;第7章 歌詞の変容―春の小川はさらさら流る
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85811-2   4-582-85811-2
書誌番号 1113370182

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.2 一般書 利用可 - 2056258160 iLisvirtual
港南 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2056258143 iLisvirtual
公開 Map 910 一般書 利用可 - 2056203284 iLisvirtual
公開 Map 910 一般書 利用可 - 2056258151 iLisvirtual