近代日本の音楽移転 -- 中公叢書 --
竹中亨 /著   -- 中央公論新社 -- 2016.4 -- 20cm -- 395p

資料詳細

タイトル 明治のワーグナー・ブーム
副書名 近代日本の音楽移転
シリーズ名 中公叢書
著者名等 竹中亨 /著  
出版 中央公論新社 2016.4
大きさ等 20cm 395p
分類 762.1
件名 音楽-日本-歴史-明治時代 , 音楽(西洋) , 文化変容
個人件名 ワーグナー ビルヘルム・リヒャルト
注記 年表あり
著者紹介 1955年、大阪市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。東海大学文学部助教授などを経て、現在は大阪大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門はドイツ近現代史、日独文化移転史。著書に、主な著書に『帰依する世紀末-ドイツ近代の原理主義者群像』(ミネルヴァ書房、2004年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 洋楽の流入経路、それに関わった役人や学者、音楽家、「お雇い」教師たちの意図と役割を詳細に辿り、日本近代化のもう1つの流れを描き出す鮮やかな社会文化史。
要旨 西洋音楽が日本にもたらされて一五〇年。日本人は洋楽を短期間に、徹底して取り入れたが、これは世界にも稀な事例なのだ。では、どのようにして洋楽を是とする価値観が生まれ、新しい感性が習得され、コンサートなどの実践が受け入れられたのか。世紀転換期の明治末、宗教学者・姉崎正治(嘲風)の雑誌論文に端を発する「ワーグナー・ブーム」は、日本の洋楽受容の縮図と言っていい。洋楽の流入経路、それに関わった役人や学者、音楽家、「お雇い」教師たちの意図と役割を詳細に辿り、日本近代化のもう一つの流れを描き出す鮮やかな社会文化史。
目次 序章 明治のワーグナー・ブーム;第1章 シューマンの「薩摩潟」;第2章 文明国にふさわしい響き;第3章 「敗者」たちの洋楽;第4章 「お雇い」の奮闘;第5章 二人の洋楽徒―留学・栄達・屈折;第6章 洋楽と明治のハビトゥス;補章 「ワーグナー」はどこから来たか;第7章 「時代閉塞」を打破するタンホイザー;終章 頭を通して聴く音楽
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004841-8   4-12-004841-1
書誌番号 1113371332

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 762.1 一般書 利用可 - 2056217099 iLisvirtual
港南 公開 Map 762.1 一般書 利用可 - 2056634226 iLisvirtual