短歌が生まれるとき --
加古陽治 /著   -- 東京新聞 -- 2016.4 -- 19cm -- 197p

資料詳細

タイトル 一首のものがたり
副書名 短歌が生まれるとき
著者名等 加古陽治 /著  
出版 東京新聞 2016.4
大きさ等 19cm 197p
分類 911.102
件名 歌人 , 和歌-歌論・歌話
著者紹介 1962年愛知県生まれ。東京外国語大学卒業後、中日新聞社(東京新聞)入社。司法、教育、ニュースデスクなどを担当後、文化部長(現職)。福島第一原発事故後、原発取材班の総括デスクを務め、取材班は、第60回菊池寛賞を受賞。編著書に『真実の「わだつみ」学徒兵木村久夫の二通の遺書』(東京新聞)など。歌詠みでもあり、第54回角川短歌賞次席。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 短歌にはドラマがある。「記者ときどき歌詠み」の著者ならではのペンが織りなす、二十七の短歌ものがたり。
目次 青年死して七月かがやけり軍靴の中の汝が運動靴;膝下を津波にしやぶられ寒かりき夢と見てゐし家流るるを―佐藤成晃;すさまじくひと木の桜ふぶくゆゑ身はひえびえとなりて立ちをり―岡野弘彦;夕照はしづかに展くこの谷のPARCO三基を墓碑となすまで―仙波龍英;日本を振りかへらざれわが前にひたむきにゐる若きらに向き―石川一成;あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ―小野茂樹;警棒に撲たざることをぎりぎりの良心としてわれは追ひゆく―筑波杏明;風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける―笹井宏之;夕焼けに照らされてゐる妻の顔まぎれなくいま生きてかがやく―桑原正紀;音もなく我より去りしものなれど書きて偲びぬ明日と言ふ字を―木村久夫〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-8083-1011-0   4-8083-1011-2
書誌番号 1113372007

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