「九条-安保体制」を越えて -- NHKブックス --
添谷芳秀 /著   -- NHK出版 -- 2016.4 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル 安全保障を問いなおす
副書名 「九条-安保体制」を越えて
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 添谷芳秀 /著  
出版 NHK出版 2016.4
大きさ等 19cm 284p
分類 393
件名 国防政策-日本 , 安全保障-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1955年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。上智大学外国語学部卒。同大学国際学修士、ミシガン大学Ph.D(国際政治学)。専門は国際政治学、東アジアの国際関係、日本外交。著書に、『日本外交と中国 1945~1972』(慶応通信1995年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「平和憲法と軍事同盟の並立」という矛盾に注目して戦後史を辿り、安倍政権の論理、米中韓の対日姿勢、改憲論議の盲点のすべてを分析。改憲を視野に入れつつ、近隣国との協力について明快で具体的な将来像を示す。
要旨 日本の安全保障をめぐる議論がふたたび盛んになりつつある。だが右派と左派の論争はいつも噛み合わないし、実は中身もない。なぜか?本書は、真の戦略をめぐる議論の実現を阻んできたのは「九条と日米安保の組合せ」だったとみる視点から戦後史をたどり、可能性のあった唯一の例として九〇年代の日本の経験に着目する。そこではリベラルな対外関係と憲法観の変化が生じていた―。安全保障論議の不毛、左右の反目、過度の対米依存を脱するため、九〇年代を参照し、戦争への反省に立った改憲を視野に入れつつ、近隣国との協力について明快で具体的な将来像を示す提言の書。
目次 序章 日本の安全保障―何が問題か;第1章 冷戦期の国際環境と日本外交―「九条‐安保体制」の形成と定着;第2章 国際主義の覚醒―一九九〇年代の日本外交;第3章 冷戦後の日米同盟―漂流からグローバル化へ;第4章 国際主義から自国主義へ;第5章 「九条‐安保体制」を越えて;終章 一国では生きられない
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091239-3   4-14-091239-1
書誌番号 1113372730

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