世紀末・世界大戦・ファシズム --
高橋義彦 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2016.4 -- 20cm -- 275p

資料詳細

タイトル カール・クラウスと危機のオーストリア
副書名 世紀末・世界大戦・ファシズム
著者名等 高橋義彦 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2016.4
大きさ等 20cm 275p
分類 940.28
件名 オーストリア-歴史
個人件名 クラウス,カール
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1983年北海道生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学・専修大学・國學院大学栃木短期大学非常勤講師。主要著作:「エリック・フェーゲリンのウィーン―オーストリア第一共和国とデモクラシーの危機」(『政治思想研究』第12号、2012年)、共訳書に、リチャード・タック『戦争と平和の権利―政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで』(風行社、2015年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:オーストリア思想史とクラウス. 世紀転換期ウィーンにおける「装飾」批判とその意味. フリッツ・ヴィッテルスと「二人の精神的父親」. メディア批判とテクノロマン主義批判. 「オーストリア的中欧」理念と第一次世界大戦. ナチズムとオーストロ・ファシズム. 言語批判としてのクラウス政治思想. 限界と可能性
内容紹介 第一次世界大戦時には好戦的なメディアや政治家を自らの個人雑誌で批判し、その後ナチズムの脅威を予言したカール・クラウス。孤高の言論人の行動と思想を読み解くと共に、同時代のオーストリアの政治思想・文化的状況を浮き彫りにする。
要旨 危機の時代を生きた孤高の言論人。第一次大戦時には好戦的なメディアや政治家を自らの個人雑誌で批判し、その後、ナチズムの脅威を予言した男。フロイト、ウィトゲンシュタイン、カネッティらも惹きつけた言論人の思想と彼の生きた激動の時代を読み解く。
目次 序章 オーストリア思想史とクラウス;第1章 世紀転換期ウィーンにおける「装飾」批判とその意味―カール・クラウスとアドルフ・ロース;第2章 フリッツ・ヴィッテルスと「二人の精神的父親」―カール・クラウスとジークムント・フロイト;第3章 メディア批判とテクノロマン主義批判―カール・クラウスと第一次世界大戦;第4章 「オーストリア的中欧」理念と第一次世界大戦―カール・クラウスとハインリヒ・ラマシュ;第5章 ナチズムとオーストロ・ファシズム―カール・クラウスと二つのファシズム;第6章 言語批判としてのクラウス政治思想―エリック・フェーゲリンのカール・クラウス論;終章 限界と可能性―カール・クラウスの現代的意義
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2331-0   4-7664-2331-3
書誌番号 1113372969

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