伊方原発訴訟を闘った弁護士・藤田一良 --
細見周 /著   -- 岩波書店 -- 2016.4 -- 20cm -- 205,7p

資料詳細

タイトル されど真実は執拗なり
副書名 伊方原発訴訟を闘った弁護士・藤田一良
著者名等 細見周 /著  
出版 岩波書店 2016.4
大きさ等 20cm 205,7p
分類 543.5
件名 四国電力株式会社伊方原子力発電所 , 住民訴訟-愛媛県
個人件名 藤田 一良
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1963年京都生まれ.上智大学文学部卒.ジャーナリスト.主に環境問題,戦後補償問題について取材を続ける.著書『熊取六人組-反原発を貫く研究者たち』(岩波書店).(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本初の原発訴訟裁判として知られる伊方原発訴訟。その住民側弁護団長を務めた藤田一良。最高裁まで争った20年にも及ぶ闘いは、のちの反原発訴訟の道を切り開くことになる。伊方原発訴訟を軸に、真実・自由を求め闘い抜いた藤田一良の生涯をつぶさに綴る。
要旨 日本初の原発裁判として知られる、伊方原発訴訟。その住民側弁護団長を務めた藤田一良は、「熊取六人組」をはじめ科学者たちの協力も得て、法廷で「原発安全性論争」に挑んだ。裁判では原発事故の危険性を立証するも、最高裁まで争って原告敗訴が確定する。だが、二〇年にもおよぶ闘いは、のちの反原発訴訟の道を切り拓くことになる。藤田が手掛けた裁判は、狭山事件、「フォークリポート」わいせつ事件、西東三鬼裁判など、多岐にわたる。芸術をこよなく愛し、豪放磊落な人柄で誰からも慕われた。本書では伊方原発訴訟を軸に、真実・自由を求めて闘い抜いた、藤田一良の生涯をつぶさに綴る。
目次 終りのはじまり(ある上告理由補充書;原発大事故への警告 ほか);第1章 ファウストの取引(伊方原発訴訟、提訴~1973)(運命の来訪者;民事訴訟から行政訴訟へ ほか);第2章 辛酸佳境に入る(松山地裁一審1974~78)(原発を取り巻く状況;他の裁判のゆくえ ほか);第3章 スリーマイルの仔牛(高松高裁控訴審1978~84)(控訴審の始まり;スリーマイル島原発事故 ほか);第4章 もはや時がない…(最高裁へ上告1985~)(上告理由書;チェルノブイリ原発事故 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023063-6   4-00-023063-8
書誌番号 1113374755

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