21世紀の「新しい」政軍関係 -- シリーズ転換期の国際政治 --
酒井啓子 /編著   -- 晃洋書房 -- 2016.4 -- 22cm -- 316p

資料詳細

タイトル 途上国における軍・政治権力・市民社会
副書名 21世紀の「新しい」政軍関係
シリーズ名 シリーズ転換期の国際政治
著者名等 酒井啓子 /編著  
出版 晃洋書房 2016.4
大きさ等 22cm 316p
分類 312
件名 発展途上国-政治 , 軍隊-発展途上国 , 軍人と政治 , 市民社会
注記 索引あり
著者紹介 1959年生まれ.東京大学教養学部卒業.現在,千葉大学法政経学部教授.主要業績『フセイン・イラク政権の支配構造』岩波書店,2003年.ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:21世紀の「軍・政治権力・市民社会」間関係 酒井啓子著. 「アラブの春」と政軍関係 池田明史著. タイのクーデタ 玉田芳史著. スィースィー政権の権威主義化にみるエジプト国軍の役割 鈴木恵美著. パキスタン政治の変化と軍の役割 井上あえか著. イエメン・ホーシー派の展開 松本弘著. 革命か,クーデタか 久保慶一著. イラク国家建設と軍再建の蹉跌 山尾大著. 分断社会における国軍の相貌 末近浩太著. フィリピンにおける新たな政軍関係の展開 五十嵐誠一著. エジプトにおける2つの「革命」と社会運動 横田貴之著. 民主化期のインドネシアにおける政軍関係と市民社会 増原綾子著. イランにおける制度的弾圧と一般国民 松永泰行著. マレーシアにおけるゲームのルールと軍 鈴木絢女著
要旨 破綻する国家、解き放たれる軍、戸惑う市民社会。21世紀を迎え、増加する戦争、内戦、そして不正規戦闘。もはやタガが外れたように崩壊し続ける秩序と社会。激しく変動する現実をどう捉えればよいのだろうか?軍、政治権力、そして市民社会が複雑に絡み合う関係を前提に、新しく立ち現れる政軍関係に焦点を当て、危機にたつ現代の国際社会の諸相を提示する。
目次 21世紀の「軍・政治権力・市民社会」間関係;「アラブの春」と政軍関係;第1部 政治権力と軍―国家建設の過程(タイのクーデタ―同期生から「東部の虎」へ;スィースィー政権の権威主義化にみるエジプト国軍の役割;パキスタン政治の変化と軍の役割;イエメン・ホーシー派の展開;革命か、クーデタか―ミロシェヴィッチ体制の崩壊における軍と治安機関の役割;イラク国家建設と軍再建の蹉跌―政治の介入と準軍事組織の台頭;分断社会における国軍の相貌―レバノンにおける国民統合と国家建設のトレード・オフ);第2部 市民社会と選挙―軍の位置づけ(フィリピンにおける新たな政軍関係の展開―「市民的文民統制」は可能か;エジプトにおける2つの「革命」と社会運動;民主化期のインドネシアにおける政軍関係と市民社会;イランにおける制度的弾圧と一般国民―抑圧的体制下の争議政治としての競合的選挙;マレーシアにおけるゲームのルールと軍―相互安全保障による漸進的民主化のもうひとつの道程)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-2694-0   4-7710-2694-7
書誌番号 1113374873

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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