なぜ柳田は考古資料を収集したのか --
設楽博己 /編著, 工藤雄一郎 /編著, 松田睦彦 /編著   -- 新泉社 -- 2016.5 -- 21cm -- 158p

資料詳細

タイトル 柳田國男と考古学
副書名 なぜ柳田は考古資料を収集したのか
著者名等 設楽博己 /編著, 工藤雄一郎 /編著, 松田睦彦 /編著  
出版 新泉社 2016.5
大きさ等 21cm 158p
分類 380.1
件名 民俗学 , 考古学 , 日本-遺跡・遺物
個人件名 柳田 国男
注記 欧文タイトル:KUNIO YANAGITA’S RELATIONSHIP WITH ARCHAEOLOGY
注記 文献あり
著者紹介 【設楽博己】1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部卒業後、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本考古学。主な著書・編著に、『十二支になった動物たちの考古学』(編著、新泉社、2015年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:柳田國男の生い立ちと学問的背景 松田睦彦著. 柳田國男旧蔵考古資料とは? 工藤雄一郎著 設楽博己著. 柳田國男はどんな考古資料を収集したのか 工藤雄一郎著. 柳田考古遺物の採集地はどこか?. 1 明治後期における柳田國男の旅行先 和田健著. 柳田考古遺物の採集地はどこか?. 2 樺太紀行の旅程 佐藤健二著. 柳田考古遺物の採集地はどこか?. 3 南樺太の領有と当時の人類学者たちの動向 福田正宏著. 柳田考古遺物の採集地はどこか?. 4 「樺太紀行」以後のサハリン島における考古学の展開 熊木俊朗著. お雇い外国人の活躍と一八八〇年代の「日本人種論」 山田康弘著. 日本人研究者による人種論の始まり 山田康弘著. 柳田國男の考古遺物収集と山人論の形成 設楽博己著. 古代史学者喜田貞吉の日本民族論と柳田國男との関係 設楽博己著. 鳥居龍蔵の固有日本人論 山田康弘著. 形質人類学者による日本人種論 山田康弘著. 柳田國男はなぜ考古学を批判し、考古学と決別したのか 設楽博己著. 自然科学と文学 設楽博己著. 柳田國男と南方熊楠との交流 佐藤健二著. 山人論から稲作民俗論へ 松田睦彦著. 文学との決別が柳田民俗学を生んだのか 小池淳一著. 民俗学の誕生と考古学への意識 小池淳一著. まとめ 工藤雄一郎著 松田睦彦著 設楽博己著
内容紹介 「考古学嫌い」として知られていた柳田國男は、なぜ石器や土器を収拾していたのか。その学術的背景、日本人種論との関係を探り、考古学と民俗学の特質に迫る。
要旨 「考古学嫌い」として知られていた柳田國男が、石器や土器を収集していた!その学術的背景、日本人種論との関係をさぐることから、考古学と民俗学の特質が見えてくる。
目次 1 柳田國男の生い立ちと学問的背景(柳田國男の生い立ちと間引き絵馬の衝撃;文学への傾倒から農政官僚へ ほか);2 柳田國男が集めた考古資料(柳田國男旧蔵考古資料とは?―収集の経緯;柳田國男はどんな考古資料を収集したのか ほか);3 なぜ柳田國男は考古資料を収集したのか―収集の学問的・社会的背景(お雇い外国人の活躍と一八八〇年代の「日本人種論」;日本人研究者による人種論の始まり―アイヌ・コロボックル論争 ほか);4 柳田民俗学の形成と考古学批判(柳田國男はなぜ考古学を批判し、考古学と決別したのか;自然科学と文学―松本彦七郎・山内清男と柳田國男 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-1602-6   4-7877-1602-6
書誌番号 1113376114
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113376114

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