江戸の医学と文学が作り上げた世界 --
福田安典 /著   -- 笠間書院 -- 2016.5 -- 21cm -- 276p

資料詳細

タイトル 医学書のなかの「文学」
副書名 江戸の医学と文学が作り上げた世界
著者名等 福田安典 /著  
出版 笠間書院 2016.5
大きさ等 21cm 276p
分類 910.25
件名 日本文学-歴史-江戸時代 , 医学-日本-歴史-江戸時代 , 図書-日本-歴史-江戸時代 , 文学と科学
注記 索引あり
著者紹介 1962年大阪生。大阪大学文学部卒。同大学院文学研究科後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本近世文学。大阪大学助手、愛媛大学教育学部教授を経て、現在日本女子大学文学部教授。著書-『浪速烟花名録』(大阪大学国語学国文学研究室編、和泉書院、1995年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:医学書のなかの「文学」. それは「医学書」なのか、「読み物」なのか. 江戸期を通じて愛されたヤブ医者、竹斎. 近世文学の新領域
内容紹介 理系×文系という対立構造のなかでは読み解けない、読み物としての医学書・本草書を紹介する。また江戸期を通じて愛されたヤブ医者・竹斎の周辺を辿り、医学と文学が作り上げた豊かな世界を検証する。
要旨 理系×文系という対立構造のなかでは、読み解けない、面白い江戸の本の世界!読み物としての医学書・本草書を発見する。
目次 序章 医学書のなかの「文学」;第1章 それは「医学書」なのか、「読み物」なのか(愉快な書物―「読み物」としての医学書;『医者談義』談義―人文学と自然科学という対立を無化する書物;医学書に擬態する文学作品たち、さまざま;江戸のカルテ、医案の世界―『武道伝来記』にみる西鶴のねらい;江戸以前の医学の文芸―御伽草子『不老不死』;「医学者」と「読み物」の間にある幻想);第2章 江戸期を通じて愛されたヤブ医者、竹斎(『竹斎』のモデルは誰か―曲直瀬流医学と関わって;『竹斎』作者・富山道冶の家―仮名草子のふるさと;「芸能者」としてのヤブ医者―唄われた竹斎;『竹斎』と文化圏が重なる『恨の介』―戦国期の医師について;江戸文芸の発展を映し出す、御伽の医師の「書いた物」);結章 近世文学の新領域
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70804-5   4-305-70804-3
書誌番号 1113377369
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113377369

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