夢想する近代日本文学 --
副田賢二 /著   -- 笠間書院 -- 2016.5 -- 19cm -- 407,17,11p

資料詳細

タイトル 〈獄中〉の文学史
副書名 夢想する近代日本文学
著者名等 副田賢二 /著  
出版 笠間書院 2016.5
大きさ等 19cm 407,17,11p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 刑務所 , 囚人 , 文学と社会
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1969年佐賀県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、防衛大学校人文社会科学群人間文化学科准教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「獄中」の言葉が社会と文学のなかで特権的な意味を持ち続けてきたのはなぜか?過剰な言葉あふれる「獄中」のダイナミックな営みの歴史的記憶を、明治期から1990年代まで辿る。巻末に「獄中」言説年表を収録。
要旨 社会と文学のなかで特権的な意味を持ち続けてきたのはなぜか。過剰な言葉あふれる“獄中”―。そのダイナミックな営みの歴史的記憶を、明治期からたどる。近代日本文学の中で育まれたその想像力は、現代日本の言説空間にも、いまだ影響力を持ち続けている。
目次 序論 “獄中”と文学的想像力;第1章 明治期―“獄中”の主題化とその表象の展開;第2章 大正期1―メディア空間で記号化される「言葉」と「獄中記」;第3章 大正期2―内的な自己超越のトポスに変貌する“獄中”;第4章 大正期3~昭和期1―文学的トポスとしての“獄中”と「闘争」のロマンティシズム;第5章 昭和期2―プロレタリア文学から一九三〇年代の言説空間へ;第6章 昭和期3~平成期―戦後日本のメディア空間と消費される“獄中”;終章 “獄中”の想像力と「文学」のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70806-9   4-305-70806-X
書誌番号 1113378328

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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