PHP新書 --
斎藤環 /著   -- PHP研究所 -- 2016.5 -- 18cm -- 237p

資料詳細

タイトル 人間にとって健康とは何か
シリーズ名 PHP新書
著者名等 斎藤環 /著  
出版 PHP研究所 2016.5
大きさ等 18cm 237p
分類 498.3
件名 健康管理 , 健康心理学
著者紹介 1961年岩手県生まれ。筑波大学医学専門学群(環境生態学)卒業。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長を経て、2013年より筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、および病跡学。著書に『社会的ひきこもり』(PHP新書)ほか多数。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で第十一回角川財団学芸賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 健康生成論、心のレジリエンス、ポジティブ心理学…。気鋭の精神科医が現代医療の最先端を俯瞰しながら、「健康」と「幸福」に潜む逆説を鮮やかに読み解く。
要旨 近年、医学界では健康の考え方にパラダイムシフトが起きている。病気の原因を探る「疾病生成論」から、健康の原因を探る「健康生成論」へ。そこで人間が「健康」であるとは、どういうことか。本書ではSOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラーや日本軍、ひきこもりなど多彩な例を横軸にして、斬新な「健康論」が展開されていく。さらに著者は問う。なぜ「世界一幸福だ」とはいうが、「世界一健康だ」とは誰もいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福のパラドクス」の謎も読了後には氷解し、目前には「健康と幸福」の新世界が広がっていることだろう。
目次 現代医学の大転換―「健康生成論」の時代;「心の健康」尺度の筆頭格・SOCとは?;SOCの首尾一貫性、レジリエンスの柔軟性;「悪」のレジリエンスと日本のヤンキー文化;なぜ日本文化のレジリエンスは高いのか;レジリエントなシステム・三つの特徴;『失敗の本質』に学ぶレジリエントな組織;「ひきこもりシステム」のレジリエンス;混乱期には「病んだリーダー」が活躍する;レジリエンスを高める「幸福の法則」;ポジティブ心理学―幸福からウェルビーイングへ;「健康」と「幸福」の関係に潜むパラドクス
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-83084-1   4-569-83084-6
書誌番号 1113379531
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113379531

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 498.3 一般書 利用可 - 2056795670 iLisvirtual
公開 Map 498.3 一般書 利用可 - 2057890196 iLisvirtual
港北 公開 Map 498.3 一般書 利用可 - 2057652228 iLisvirtual