文化と健康をめぐる論争 --
岡本勝 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2016.5 -- 22cm -- 388,40p

資料詳細

タイトル アメリカにおけるタバコ戦争の軌跡
副書名 文化と健康をめぐる論争
著者名等 岡本勝 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2016.5
大きさ等 22cm 388,40p
分類 589.8
件名 煙草-アメリカ合衆国-歴史 , 喫煙-歴史 , 禁煙-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1951年神戸市生まれ。1975年同志社大学文学部卒業。1979年ボストン・カレッジ大学院修士課程(アメリカ研究)修了。1981年ブランダイス大学大学院博士課程(アメリカ史)中退。現在、広島大学大学院総合科学研究科教授。専攻、アメリカ研究。主著に『アメリカ禁酒運動の軌跡--植民地時代から全国禁酒法まで』(ミネルヴァ書房,1994年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:アメリカ・タバコ戦争の概観. 初期反紙巻きタバコ運動. 女性によるタバコ使用. 紙巻きタバコの流行と広告. 健康に関するタバコ言説の変遷. 「連邦紙巻きタバコ表示広告法」の成立をめぐる攻防. 「現代タバコ戦争」の転換点としての一九八〇年代. 喫煙の政治問題化. 「現代タバコ戦争」における個人訴訟. 集団訴訟と医療費求償訴訟. 生きのこりをかけた戦い
内容紹介 アメリカ合衆国の経済を支えてきたにもかかわらず、否定的に見られるようになったタバコ。タバコが大衆消費社会を象徴するようになった経緯や、広告が果たした役割を取り上げ、その文化史をながい射程で紐解く。
要旨 タバコは、イングランド人入植直後から現在にいたるまでアメリカ合衆国の経済を支えてきたにもかかわらず、喫煙は次第に否定的に見られるようになった。本書は、一九世紀末にすでにあった反紙巻きタバコ運動から、この形態のタバコが大衆消費社会を象徴するようになった経緯、さらに広告が果たした役割まで、これまで十分に語られることのなかった論点を取り上げ、「タバコ戦争」とも呼ばれるようになる歴史的展開を詳述する。
目次 序章 アメリカ・タバコ戦争の概観―主要先行研究との関連で;第1章 初期反紙巻きタバコ運動―社会文化的秩序の維持をめざして;第2章 女性によるタバコ使用;第3章 紙巻きタバコの流行と広告―大衆消費社会の出現を背景として;第4章 健康に関するタバコ言説の変遷;第5章 「連邦紙巻きタバコ表示広告法」の成立をめぐる攻防;第6章 「現代タバコ戦争」の転換点としての一九八〇年代―ニコチンの依存性と受動喫煙の危険性;第7章 喫煙の政治問題化―タバコ増税と「屋内清浄空気法」;第8章 「現代タバコ戦争」における個人訴訟;第9章 集団訴訟と医療費求償訴訟;終章 生きのこりをかけた戦い
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07573-7   4-623-07573-7
書誌番号 1113379683

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