研究叢書 --
岡崎正継 /著   -- 和泉書院 -- 2016.5 -- 22cm -- 256p

資料詳細

タイトル 中古中世語論攷
シリーズ名 研究叢書
著者名等 岡崎正継 /著  
出版 和泉書院 2016.5
大きさ等 22cm 256p
分類 814
件名 日本語-語彙-歴史 , 日本語-文法-歴史 , ポルトガル語-辞書
著者紹介 昭和9年高知県に生まれる。國學院大學助手、助教授、教授を経て、現在、國學院大學名誉教授。博士(文学)。著書『国語助詞論攷』(平成8年、おうふう)『古典文法 別記』(平成3年、秀英出版、共著)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:推定伝聞の助動詞「なり」について. 今昔物語集の「今夜」と「夜前」と. 源氏物語の「給ふる」「侍り」について. 「申す」「聞えさす」「聞ゆ」. 中世の敬語. 「御導師遅く参りければ」の解釈をめぐって. 源氏物語用語の清濁について. 「けそん」は「家損」なりや. 「ウソ」の語源. 「ハッケヨイ」の語源. オ段長音の開合について. 日葡辞書の和訳について. 日葡辞書のVqevoの語義. 「アサガレイ〈朝餉〉」のことなど. 日葡辞書の「サメ」「フカ」「ワニ」について
内容紹介 中古語中世語に関する著者のこれまでの研究をまとめた論文集。語法篇・語彙篇・キリシタン資料篇の3篇から成り、推定伝聞の助動詞「なり」、受益敬語「てたぶ」の成立、「ウソ」や「ハッケヨイ」の語源について考察する。
要旨 五十年に亙る研究成果を語法篇・語彙篇・キリシタン資料篇の三篇に収める。語法篇では、推定伝聞の助動詞「なり」、助動詞「つ」「き」の用法、「申す」「聞こえさす」「聞こゆ」の敬意の差、受益敬語「てたぶ」の成立などについて論じ、語彙篇では『首書源氏物語』に見られる清濁や「ウソ」「ハッケヨイ」の語源について考察する。キリシタン資料篇では、ポルトガル語の文法書と辞書を用いて、オ段長音の開合、日葡辞書の和訳の問題などについて取り上げる。
目次 語法篇(推定伝聞の助動詞「なり」について―その承接と意味;今昔物語集の「今夜」と「前夜」と;源氏物語の「給ふる」「侍り」について;「申す」「聞えさす」「聞ゆ」―官位・身分・人名を承ける場合について;中世の敬語―受益敬語について;「御導師遅く参りければ」の解釈をめぐって);語彙篇(源氏物語用語の清濁について;「けそん」は「家損」なりや―源氏物語用語考;「ウソ」の語源;「ハッケヨイ」の語源);キリシタン資料篇(オ段長音の開号について―ロドリゲス『日本文典』覚書;日葡辞書の和訳について;日葡辞書のVqev^oの語義―ficar deuendoの訳語について;「アサガレイ(朝餉)」のことなど―日葡辞書のことば;日葡辞書の「サメ」「フカ」「ワニ」について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0792-7   4-7576-0792-X
書誌番号 1113380088
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113380088

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 814 一般書 利用可 - 2071219472 iLisvirtual