言視舎評伝選 --
村瀬学 /著   -- 言視舎 -- 2016.5 -- 20cm -- 334p

資料詳細

タイトル 鶴見俊輔
シリーズ名 言視舎評伝選
著者名等 村瀬学 /著  
出版 言視舎 2016.5
大きさ等 20cm 334p
分類 289.1
個人件名 鶴見 俊輔
注記 文献あり
著者紹介 1949年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。現在、同志社女子大学生活科学部特任教授。主な著書に『初期心的現象の世界』『理解のおくれの本質』『子ども体験』(以上、大和書房)、『「いのち」論のはじまり』『「いのち」論のひろげ』(以上、洋泉社)、『なぜ大人になれないのか』(洋泉社・新書y)、『哲学の木』(平凡社)、『なぜ丘をうたう歌謡曲がたくさんつくられてきたのか』(春秋社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 リベラルな立場で幅広い批評活動を展開した哲学者・鶴見俊輔が生涯を費やしたのは己の「貴種」との格闘だった。戦前・戦中・戦後・現代を生きる新たな鶴見像を提出し、鶴見思想の内実に迫る評伝。
要旨 鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか?そしてなぜかれは、それに固執したのか?祖父・後藤新平‐父・鶴見祐輔‐母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る!
目次 1 「貴種」を体験する―思春期まで(幼年期―「貴種」の芽ばえ;少年期―「貴種」のおごり、「悪人」への親和;クロポトキンとの出会い・「貴種」への恐れ―『再読』を再読する);2 アメリカにて(アメリカで;戦時中の体験);3 日本からの出発(「日本語を失う」という体験から―わかりやすい言葉を求めて;「かるた」とは何か―知恵を生む仕掛けの探索;最も大事な思想―「日常性」の発見へ);4 六〇年代の思考(プラグマティズム―「相互主義」の自覚へ;『限界芸術論』考;天皇制・転向・戦争責任の問題へ);5 人生の「折り返し」から(四十五歳からの「母」の語り―改めて鶴見俊輔の「二人の母」を考える;「うつ」に苦しむ鶴見俊輔;最後の「問い」へ―三・一一、原発事故を受けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86565-052-5   4-86565-052-0
書誌番号 1113380445

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