西洋史のリバイバル -- 創元世界史ライブラリー --
玉木俊明 /著   -- 創元社 -- 2016.5 -- 19cm -- 234p

資料詳細

タイトル 歴史の見方
副書名 西洋史のリバイバル
シリーズ名 創元世界史ライブラリー
著者名等 玉木俊明 /著  
出版 創元社 2016.5
大きさ等 19cm 234p
分類 230
件名 西洋-歴史-書目-解題 , 歴史学 , 歴史家
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。著書:『北方ヨーロッパの商業と経済』(知泉書館)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 歴史学とはどういう学問なのか?歴史研究とはどう行われるべきなのか?研究の最前線に立つ著者が、日本の西洋史学に少なからぬ影響を与えてきた名著の数々を再評価。優れた研究の手法や意義、潮流を明らかにする。
要旨 歴史学とは、どういう学問なのか―そのヒントは「名著」にある。本書では、日本の西洋史学に少なからぬ影響を与えてきた綺羅星のごとき名著の数々を再評価、優れた研究の手法やその意義、現在の潮流を明らかにする。近世史研究の最前線に立つ著者ならではの考察は力強く、歴史学という知的営為の意味をあらためて考えさせられる。「歴史とは何か、歴史家とは何か」の問いに真正面から答える、著者渾身の一冊。
目次 西洋史のリバイバル―西洋史はこのまま衰退するのか;第1部 名著に学ぶ―私に影響を与えた書物(戦後史学の生みの親―大塚久雄『近代欧州経済史序説』;戦後史学への挑戦―越智武臣『近代英国の起源』;新しいパラダイムの形成―川北稔『工業化の歴史的前提―帝国とジェントルマン』;歴史家の姿勢―E・H・カー『歴史とは何か』;構造史家から文化史家へ―堀米庸三『中世国家の構造』から『中世の光と影へ』;海事史の最高傑作のひとつ―デヴィド・カービーほか『ヨーロッパの北の海―北海とバルト海の歴史』;経済制度から歴史をみる―D・C・ノースほか『西欧世界の勃興―新しい経済史の試み』;現代社会を見る眼―I・ウォーラーステイン『近代世界システム』第一~四巻);第2部 歴史と歴史家の役割(プロト工業化とは何だったのか―全体を見る目とプロト工業化;日本語で書くということ―英語の時代に日本語で書くことの意義;ふたたび、歴史とは何か―史料との関係から;ヨーロッパ史と異文化間交易―ヨーロッパはどうやって対外的拡張をしたのか;重商主義とイギリス―イギリス帝国のあり方);歴史家とは何か―職業としての歴史家
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-20340-9   4-422-20340-1
書誌番号 1113381715

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 Map 230 一般書 利用可 - 2057963436 iLisvirtual