永遠平和のためのメッセージ --
広岩近広 /編   -- 集英社 -- 2016.6 -- 19cm -- 297p

資料詳細

タイトル わたしの〈平和と戦争〉
副書名 永遠平和のためのメッセージ
著者名等 広岩近広 /編  
出版 集英社 2016.6
大きさ等 19cm 297p
分類 319.8
件名 平和 , 戦争
著者紹介 1950年大分県生まれ。電気通信大学電波通信学科卒業。1975年に毎日新聞社に入社。大阪社会部やサンデー毎日編集部で事件と調査報道に携わる。2007年から専門編集委員に就任し、大阪本社発行の紙面ルポ「平和をたずねて」で第22回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。著書に『被爆アオギリと生きる 語り部・沼田鈴子の伝言』ほか。2016年から毎日新聞客員編集委員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:カントの永遠平和論を必要とする時代になった 柄谷行人述. カントを援用して「国土防衛隊」を提唱する 加藤典洋述. 憲法にはカントの理想が語られている 梅原猛述. なぜ著書の序文にカントの言葉を入れたか 水島朝穂述. 宇宙開発を歪める軍事利用 池内了述. 戦争による人権侵害の加害者になるな 伊藤和子述. 市民社会に国家が介入し始めた 奥平康弘述. 戦時色の強まる空気がある 瀬戸内寂聴著. 戦争のための三点セットが用意された 森村誠一述. 政治家の言葉が貧しくなった 阿刀田高述. 無能な戦前の政府に重なる現政権 色川大吉述. 日本の政治家には平和国家を築き上げる胆力がない 加賀乙彦述. 首相は憲法を個人のオモチャにしている 髙村薫述. 政治家は戦争の歴史から学べ 鶴見俊輔述. 爆死と餓死の島で「蹴戦」を誓った 金子兜太述. 熱病で苦しみ爆撃で片腕を失った 水木しげる述. クジで決まった戦死と生き残り 新藤兼人述. 慰問の前線で特攻兵士を見送った 森光子述. 凍りついた遺体はカラカラと音をたてた ちばてつや述. 家族六人を奪われた東京大空襲 海老名香葉子述. 母と二人の妹の遺体は見つからなかった 高木敏子述. 空襲のたびに防空壕に潜り込んだ 松谷みよ子述. 名古屋空襲で火の海を見た 益川敏英述. こんな死に方は絶対に認めない 林京子述. 原爆は未来を殺す絶滅爆弾 早坂暁述 ほか39編
内容紹介 平和国家が揺らいでいる今こそ、64人の知者による「永遠平和のためのメッセージ」を多くの人に、特に若い世代に読んで欲しいと願った。戦争させないインタビュー集。
目次 第1章 平和国家が揺らいでいる(カントは『永遠平和のために』を著した;戦争に向かう国家体制を危惧する;政治家の資質を問う);第2章 戦時の体験に学ぶ(軽々しく扱われた人間の命;戦争の準備は市民社会の統制から始まる);第3章 永遠非戦の国であるために(軍事と安全保障を直視する;されど平和憲法;戦争をしない文化をつくろう)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-771640-5   4-08-771640-6
書誌番号 1113385111

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 319.8 一般書 利用可 - 2056396511 iLisvirtual
磯子 公開 Map 319.8 一般書 利用可 - 2058230068 iLisvirtual