平和国家のアイデンティティ --
岩波書店 -- 2016.6 -- 22cm -- 348p

資料詳細

タイトル リーディングス戦後日本の思想水脈 1
各巻タイトル 平和国家のアイデンティティ
出版 岩波書店 2016.6
大きさ等 22cm 348p
分類 121.6
件名 日本思想-歴史-1945~ , 政治思想-日本-歴史-1945~ , 平和
内容 内容:国際民主生活の原理 横田喜三郎著. 文化国家の理念 高山岩男著. 三たび平和について 平和問題談話会著. 二つの世界とアジアの課題 〓山政道著. 世界史における現代のアジア 上原專祿著. 革新ナショナリズム試論 坂本義和著. 中立日本の防衛構想 坂本義和著. 現実主義者の平和論 高坂正堯著. 日本民族について 大熊信行著. 憲法第九条をめぐる若干の考察 丸山眞男著. 東京裁判・戦争責任・戦後責任 大沼保昭著. 日本はみずからの来歴を語りうるか 坂本多加雄著. なぜ、平和のリアリズムか 藤原帰一著. 理想主義と現実主義の交錯 酒井哲哉著
内容紹介 ねじれる平和主義。戦後日本の自己像をめぐる保守と革新の入り組んだ継承関係を辿る。平和の理想と現実との二項対立的な図式を超えて、21世紀の「平和国家」の拠って立つ地盤を模索するための、今なお新鮮さに満ちた13篇を収録。
要旨 「敗戦国日本は平和国家へと転換した」―いささか食傷するほど語られてきたこの常套句は、果たして本当にそうであったのか?戦後論壇を彩った名著から浮かび上がるのは、戦前のアジア主義の残滓が陰に陽に影響を及ぼしながら、帝国主義とアジア主義、冷戦構造、果ては世代の問題まで、さまざまな対立軸が織りなす、保守と革新の入り組んだタペストリーであった。平和の理想(革新勢力)と現実(保守勢力)との二項対立的な図式を超えて、21世紀の「平和国家」の拠って立つ地盤を模索するための、今なお新鮮さに満ちた13篇を収録。
目次 1 終戦から講和へ(国際民主生活の原理(一九四六年);文化国家の理念(一九四六年);三たび平和について(一九五〇年));2 革新ナショナリズムの形成(二つの世界とアジアの課題(一九五一年);世界史における現代のアジア(一九五五年);革新ナショナリズム試論―新たな国民像を求めて(一九六〇年));3 現実主義論争とその背景(中立日本の防衛構想―日米安保体制に代るもの(一九五九年);現実主義者の平和論(一九六三年);日本民族について(一九六四年);憲法第九条をめぐる若干の考察(一九六五年));4 変容する思想空間(東京裁判・戦争責任・戦後責任(一九八四年);日本はみずからの来歴を語りうるか―「世界史の哲学」とその遺産(一九九〇年);なぜ、平和のリアリズムか―『平和のリアリズム』序(二〇〇四年))
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-027033-5   4-00-027033-8
書誌番号 1113388267
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113388267

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