佐々木孝浩 /著   -- 笠間書院 -- 2016.6 -- 22cm -- 525,27p

資料詳細

タイトル 日本古典書誌学論
著者名等 佐々木孝浩 /著  
出版 笠間書院 2016.6
大きさ等 22cm 525,27p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 書誌学
注記 欧文タイトル:The Bibliographical Study of Classical Japanese Texts
注記 索引あり
注記 布装
著者紹介 1962年2月山口県生まれ。 慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院博士課程中退。 国文学研究資料館研究情報部助手を経て、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫に勤務。現在教授。 専門は日本書誌学および中世和歌文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本古典書誌学論序説. 日本語の文字種と書物の関係について. 冊子本の外題位置をめぐって. 絵巻物と絵草子. 勅撰和歌集と巻子装. 勅撰和歌集の面影. 巻子装であること. 「大島本源氏物語」の書誌学的研究. 二つの「定家本源氏物語」の再検討. 「大島本源氏物語」続考. 書物としての平家物語. 巻子装の平家物語. 「屋代本平家物語」の書誌学的再検討. 定家本としての枕草子. 書物としての『枕草子抜書』. 書物としての歴史物語. 室町期東国武士が書写した八代集. 長門二宮忌宮大宮司竹中家の文芸
内容紹介 書物の装訂や形態にはヒエラルキーがあり、書物とテキストには相関関係がある。既存の文学研究では明らかにできなかった事柄を、書誌学的な「読み」によって示す、古くて新しい書誌学の具体的活用法を伝授する。
要旨 巻物や冊子といった書物の装訂や形態にはヒエラルキーがあり、書物とそこに保存されるテキストには相関関係がある。また書物に保存されているのはテキストのみではなく、書物とテキストにまつわる様々な情報も秘められているのである。そうした相関性や情報を把握した上で、作品を具体的に読み解く必要がある。既存の文学研究では明らかにできなかった事柄を、書誌学的な「読み」によって示す、古くて新しい書誌学の具体的活用法!
目次 序編;第1編 巻子装と冊子本(冊子本の外題位置をめぐって;絵巻物と絵草子―挿絵と装訂の関係について);第2編 巻子装と歌書・連歌書(勅撰和歌集と巻子装;勅撰和歌集の面影―『新撰菟玖波集』の巻子装本をめぐって;巻子装であること―早稲田大学図書館蔵『新撰菟玖波集(政弘句抄出)』をめぐって);第3編 源氏物語と書誌学(「大島本源氏物語」の書誌学的研究;二つの「定家本源氏物語」の再検討―「大島本」という窓から二種の奥入に及ぶ;「大島本源氏物語」続考―「関屋」冊奥書をめぐって);第4編 平家物語と書誌学(書物としての平家物語;巻子装の平家物語―「長門切」についての書誌学的考察;「屋代本平家物語」の書誌学的再検討);第5編 古典文学と書誌学(定家本としての枕草子;書物としての『枕草子抜書』;書物としての歴史物語;室町期東国武士が書写した八代集―韓国国立中央図書館蔵・雲岑筆『古今和歌集』をめぐって;長門二宮忌宮大宮司竹中家の文芸―未詳家集断簡から見えてくるもの)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70808-3   4-305-70808-6
書誌番号 1113388746
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113388746

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