源氏物語と日本人 -- 岩波現代文庫 -- 学術
河合隼雄 /著, 河合俊雄 /編   -- 岩波書店 -- 2016.6 -- 15cm -- 302,4p

資料詳細

タイトル 〈物語と日本人の心〉コレクション 1
各巻タイトル 源氏物語と日本人
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
著者名等 河合隼雄 /著, 河合俊雄 /編  
出版 岩波書店 2016.6
大きさ等 15cm 302,4p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 精神分析 , 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 「源氏物語と日本人」(講談社+α文庫 2003年刊)の改題
注記 索引あり
内容紹介 心理療法家・河合隼雄から見た『源氏物語』とはどんなものであったのか?「これは光源氏の物語ではなく、紫式部の物語だ」と気づいたことから、心理療法家独特の読みが始まる。古典から日本人の心性を読み解き個として生きるための鍵を提示する。
要旨 心理療法家・河合隼雄から見た、日本屈指の王朝物語である『源氏物語』とはどんなものであったのか?「これは光源氏の物語ではなく、紫式部の物語だ」と気づいたことから、心理療法家独特の読みが始まる。そこには、どのような日本人の心の世界が描かれているか。古代から続く男と女の関係は、さながらマンダラのように配置される。現代に生きる日本人が、個として生きるための問題を解く鍵を提示する。
目次 第1章 人が「物語る」心理(玉虫色の光源氏;「物語」がつくりだされるとき;「いかに生きるか」という視点から);第2章 「女性の物語」の深層(母権社会の男と女;母権から父権に変わるとき;自我クライシス;いまを生きるために不可欠なもの);第3章 内なる分身(「内向の人」紫式部;「母なるもの」;妻を生きる;「娼」の位置);第4章 光の衰芒(外から内へ、光源氏の変貌;「娘」とのかかわり;「密通」が生じるとき;深化するマンダラのダイナミズム);第5章 「個」として生きる(男と女の新しいあり方;「ゲニウス・ロキ」をもつ場所;死に至る受動性;「死と再生」の体験)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-600344-9   4-00-600344-7
書誌番号 1113389794
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113389794

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公開 Map 文庫本 910 一般書 利用可 - 2056470088 iLisvirtual