実効的権利保護のあり方 --
春日偉知郎 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2016.6 -- 22cm -- 340p

資料詳細

タイトル 比較民事手続法研究
副書名 実効的権利保護のあり方
著者名等 春日偉知郎 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2016.6
大きさ等 22cm 340p
分類 327.93
件名 民事訴訟法-ヨーロッパ , 民事訴訟法-欧州連合 , 証拠
注記 索引あり
著者紹介 関西大学大学院法務研究科教授。前慶應義塾大学大学院法務研究科教授。筑波大学名誉教授。専門:民事訴訟法・国際民事手続法。1949年新潟県上越市にて出生。1977年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)(一橋大学)。その後、獨協大学法学部専任講師、同助教授を経て、1983年筑波大学社会科学系助教授、1992年同教授。2004年慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。2014年4月から関西大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。司法試験考査委員(民事訴訟法担当、1995--2004年)、内閣司法制度改革推進本部労働検討会委員(2001-2004年)、厚生労働省中央労働委員会公益委員(2008-2013年)などを歴任。主要著書として、『民事証拠法研究―証拠の収集・提出と証明責任』(有斐閣、1991年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:民事裁判における秘密保護の新たな展開. ドイツにおける行政庁の文書提出義務とその審理. スイス連邦民事訴訟法における証拠調べと秘密保護をめぐる規律. 独立証拠手続の機能. 医師責任訴訟における法律上の推定規定の意義. 弁護士責任訴訟における証明問題への対応. 証拠法の国際調和. 欧州連合〈EU〉における民事手続法の基本構造. 欧州連合〈EU〉における民事司法の最前線. ドイツ仲裁法とその波及. 「オーストリア新仲裁法」について
内容紹介 秘密保護手続、証明問題と証拠法の問題、証拠の取扱い、仲裁法という4つのテーマを主軸に、判例に素材を求め、裁判に現れた具体例を取り上げる。抽象論よりも実務上の議論に焦点を当て、日本の同種問題の解決策を導く。
要旨 比較法的手法から最新証拠法の問題に挑む。民事裁判における秘密保護手続、専門訴訟における証明問題とその周辺における証拠法の問題、EUの民事訴訟における証拠の取扱い、ドイツやオーストリアの新仲裁法というテーマについて、判例に素材を求め、裁判に現れた具体例を取り上げながら、抽象論よりも実務上の議論に焦点を当て、わが国の同種問題の解決策を導く。
目次 民事裁判における秘密保護の新たな展開―ドイツ法における模索とわが法への示唆;ドイツにおける行政庁の文書提出義務とその審理―行政裁判所法におけるインカメラ手続を中心として;スイス連邦民事訴訟法における証拠調べと秘密保護をめぐる規律―証拠調べにおける協力義務と秘密保護との交錯;独立証拠手続の機能―判例からみた「訴訟前の解明に係る法的利益」;医師責任訴訟における法律上の推定規定の意義―ドイツ民法630h条の推定規定を契機として;弁護士責任訴訟における証明問題への対応―ドイツ連邦通常裁判所の判例に則して;証拠法の国際調和―現在の試みと将来に向けた試み;欧州連合(EU)における民事手続法の基本構造―全体の枠組みと各規則の要点;欧州連合(EU)における民事司法の最前線―EU証拠規則をめぐるEU裁判所の先決裁定;ドイツ仲裁法とその波及―暫定措置・保全措置をめぐるオーストリア新仲裁法との比較;「オーストリア新仲裁法」について
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2347-1   4-7664-2347-X
書誌番号 1113391066
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113391066

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