右派の「歴史戦」を問う --
山口智美 /著, 能川元一 /著, テッサ・モーリス‐スズキ /著, 小山エミ /著   -- 岩波書店 -- 2016.6 -- 19cm -- 143,8p

資料詳細

タイトル 海を渡る「慰安婦」問題
副書名 右派の「歴史戦」を問う
著者名等 山口智美 /著, 能川元一 /著, テッサ・モーリス‐スズキ /著, 小山エミ /著  
出版 岩波書店 2016.6
大きさ等 19cm 143,8p
分類 210.7
件名 慰安婦 , 右翼-日本
注記 年表あり
著者紹介 【山口智美】1967年生まれ.モンタナ州立大学准教授.専門は文化人類学,フェミニズム.著書に『社会運動の戸惑い』(斉藤正美,荻上チキとの共著,勁草書房)ほか.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「歴史戦」の誕生と展開 能川元一著. アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃 小山エミ著. 謝罪は誰に向かって、何のために行うのか? テッサ・モーリス‐スズキ著. 官民一体の「歴史戦」のゆくえ 山口智美著
内容紹介 官民の歴史修正主義者らによる知られざる情報戦略の実態。ネットによる情報拡散のみならず、現地での集会や訴訟も展開。政府も加わった「歴史戦」の実態を詳細に報告し、歴史認識と政治のあり方を問う。
要旨 「米中韓が連携し、「慰安婦」問題で日本を攻撃している」。そんな危機感を抱く歴史修正主義者たちは「歴史戦」と称して、アメリカなど海外への情報発信を強めている。ネットによる情報拡散のみならず、現地での集会や訴訟も展開。政府も加わった「歴史戦」の実態を詳細に報告し、歴史認識と政治のあり方を問う。
目次 第1章 「歴史戦」の誕生と展開(「歴史戦」前史―転機としての「一九九七年」;情報戦―第一次安倍内閣時代の右派論壇 ほか);第2章 アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃(日系アメリカ人が「慰安婦」碑に反対しているという誤報;実態のない「日本人いじめ」 ほか);第3章 謝罪は誰に向かって、何のために行うのか?―「慰安婦」問題と対外発信(マウマウ記念碑;「連累(implication)」という概念 ほか);第4章 官民一体の「歴史戦」のゆくえ(男女共同参画批判と「慰安婦」否定論;一九九〇年代の歴史修正主義と「慰安婦」否定論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022232-7   4-00-022232-5
書誌番号 1113392152

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