ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで -- 歴史新書y --
日本史史料研究会 /監修, 呉座勇一 /編   -- 洋泉社 -- 2016.7 -- 18cm -- 335p

資料詳細

タイトル 南朝研究の最前線
副書名 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで
シリーズ名 歴史新書y
著者名等 日本史史料研究会 /監修, 呉座勇一 /編  
出版 洋泉社 2016.7
大きさ等 18cm 335p
分類 210.45
件名 日本-歴史-南北朝時代
注記 年表あり
内容 内容:朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった! 中井裕子著. 「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか? 亀田俊和著. 建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち 森幸夫著. 足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか? 細川重男著. 鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族 鈴木由美著. 新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか? 谷口雄太著. 北畠親房は、保守的な人物だったのか? 大薮海著. 楠木正成は、本当に“異端の武士”だったのか? 生駒孝臣著. 建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか? 花田卓司著. 文書行政からみた〈南朝の忠臣〉は誰か? 杉山巖著. 後醍醐は、本当に〈異形〉の天皇だったのか? 大塚紀弘著. 鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか? 石橋一展著. 「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか? 三浦龍昭著. 「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは? 久保木圭一著. 戦前の南北朝時代研究と皇国史観 生駒哲郎著
内容紹介 後醍醐は、なぜ呪術にすがったのか。武士を優遇した建武政権・南朝。“南朝の影”に怯え続けた室町幕府…。「後醍醐神話」に彩られた激動の世紀を最新研究から解明する。
要旨 北条氏による権力独占が進んだ鎌倉幕府。後醍醐天皇は、北条氏に不満をもつ武士たちを糾合して幕府を滅ぼす。しかし、新たに発足した「建武政権」は武士を冷遇し、反発した足利尊氏らによって政権は崩壊、朝廷は南北に分裂する。建武政権には多くの旧幕府の官僚が参加し、後醍醐天皇は武士たちに積極的に恩賞を与えた。南朝の政策も時代に即したものだった。では、なぜ後醍醐の「異形」性や建武政権・南朝の非現実性が定説化したのか?その核心に迫る16論考。
目次 第1部 建武政権とは何だったのか(鎌倉時代後期の朝幕関係―朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった!;建武政権の評価―「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか?;建武政権の官僚―建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち;後醍醐と尊氏の関係―足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?);第2部 南朝に仕えた武将たち(北条氏と南朝―鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族;新田氏と南朝―新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか?;北畠氏と南朝―北畠親房は、保守的な人物だったのか?;楠木氏と南朝―楠木正成は、本当に“異端の武士”だったのか?);第3部 建武政権・南朝の政策と人材(建武政権・南朝の恩賞政策―建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか?;南朝に仕えた廷臣たち―文書行政からみた“南朝の忠臣”は誰か?;中世の宗教と王権―後醍醐は、本当に“異形”の天皇だったのか?);第4部 南朝のその後(関東・奥羽情勢と南北朝内乱―鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか?;南朝と九州―「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか?;南北朝合一と、その後―「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは?;平泉澄と史学研究―戦前の南北朝時代研究と皇国史観)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8003-1007-1   4-8003-1007-5
書誌番号 1113394410

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