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【図書】 トマス＝アクィナス

新装版 -- Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ -- 人と思想
稲垣良典 ／著   -- 清水書院 -- ２０１６．７ -- １９ｃｍ -- ２２２ｐ

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タイトル トマス＝アクィナス
版情報 新装版
シリーズ名 Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ 人と思想
著者名等 稲垣良典 ／著  
出版 清水書院 ２０１６．７
大きさ等 １９ｃｍ ２２２ｐ
分類 132.2
個人件名 トマス・アクイナス
注記 文献あり　年譜あり　索引あり
著者紹介 １９２８（昭和３）年、佐賀県に生まれる。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学に学び、Ｐｈ．Ｄ．取得。文学博士（東京大学）。南山大学教授、九州大学教授、長崎純心大学教授を歴任。九州大学名誉教授。　主著＝『トマス・アクィナス哲学の研究』『習慣の哲学』『抽象と直観』『トマス・アクィナスの神学』『トマス・アクィナス「不在」の形而上学』ほか。　訳書＝トマス・アクィナス『神学大全』（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
要旨 中世の精神文化を代表する偉大な作品といえば、だれでもゴシック大聖堂と共にトマス＝アクィナスの『神学大全』をあげる。しかし多くの人は、いわば遙かな時代の記念碑であるかのようにトマスを遠くから眺め、讃え、そしてそのまま行き過ぎてしまう。近づいてその生の声に耳を傾ける人は稀である。たしかに、ラテン語の膨大な著作の奥にいるトマスその人と出会うことは難しい。トマスの同時代人たちも、かれを「革新者」として讃え、あるいは危険視したが、その「革新」の深い意味は理解しなかった。しかし、トマスを斥けるところから出発した近代思想が、あらゆる面で行きづまっているように見える今日、もう一つの「選択肢」としてのトマス思想を見直す必要があるのではないか。本書はトマスの生の声を伝え、読者をトマスその人との出会いに導こうとする試みである。
目次 １　幼少年時代―山城と修道院；２　ナポリ大学時代―アリストテレスとドミニコ会；３　修業時代―ケルンとパリ；４　神学教授として―トミズムの誕生；５　イタリア時代―トミズムの成熟；６　第二回パリ時代―挑戦と応答；７　帰郷と最後の旅―思索への没入と啓示；おわりに―トマスと現代
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-42114-4　　 4-389-42114-X
書誌番号 1113394748

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