資本・娯楽・興行 --
谷川建司 /編   -- 森話社 -- 2016.7 -- 22cm -- 348p

資料詳細

タイトル 戦後映画の産業空間
副書名 資本・娯楽・興行
著者名等 谷川建司 /編  
出版 森話社 2016.7
大きさ等 22cm 348p
分類 778.09
件名 映画産業-日本-歴史-1945~
著者紹介 早稲田大学政治経済学術院客員教授。映画史、大衆文化研究。著書『アメリカ映画と占領政策』(京都大学学術出版会、2002年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日活の映画製作再開と「五社協定」 井上雅雄著. 日本映画輸出振興協会と輸出向けコンテンツ 谷川建司著. 東映動画株式会社における映画製作事業とその縮小 木村智哉著. 独立プロダクションの製作費に見る斜陽期の映画産業 板倉史明著. リバイバル・メロドラマ 河野真理江著. 東宝サラリーマン喜劇“社長シリーズ”の成立と終焉 西村大志著. 混淆するチャイナカラーの分流 晏〓著. 戦後原子力映画と「安全神話」史 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ著. 大手映画会社の初期テレビ産業への進出 北浦寛之著. 試論・映画スター大川橋蔵 小川順子著. セーラー服と機関銃とサウンドトラック盤 長門洋平著
要旨 芸術だけが映画ではない。映画会社の経営戦略、あの手この手の企画・宣伝、背後にある国家の政策、観客や他メディアとの関係など、資本の論理からとらえ直す、もう一つの戦後映画史。
目次 1 最大利益を確保するための構造(日活の映画製作再開と「五社協定」―ポスト占領期における企業間競争の変化;日本映画輸出振興協会と輸出向けコンテンツ―政府資金活用による怪獣映画製作とその顛末;東映動画株式会社における映画製作事業とその縮小;独立プロダクションの制作費に見る斜陽期の映画産業―ピンク映画はいかにして低予算で映画を製作したのか);2 観客との関係から定まる方向性(リバイバル・メロドラマ―戦後日本におけるメロドラマの再映画化ブームについて;東宝サラリーマン喜劇“社長シリーズ”の成立と終焉;混淆するチャイナカラーの分流―昭和戦後期の日本映画はなぜ「中国表象」を必要とするのか;戦後原子力映画と「安全神話」史);3 他メディアとの共存がもたらす繁栄(大手映画会社の初期テレビ産業への進出―テレビ映画製作を中心に;試論・映画スター大川橋蔵―東映スター中心主義とファンの狭間で;セーラー服と機関銃とサウンドトラック盤―初期「角川映画」における薬師丸ひろ子のレコードの役割)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-098-2   4-86405-098-8
書誌番号 1113396840

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